樹木シリーズ173 アカミノイヌツゲ
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- 実が赤いアカミノイヌツゲ(赤実犬黄楊、モチノキ科)
北海道、本州、四国の山地帯~亜高山帯上部に生える雌雄異株の常緑低木。茎は柔軟でよく枝を分け、直立か斜めに伸びる。実は、球形で赤色に熟す。高山の湿地には、実が黒く熟すハイイヌツゲが生えている。日本固有種。
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- 名前の由来・・・黒紫色の実をつけるイヌツゲに似ているが、実が赤いことが名前の由来。
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- 県内の生育地・・・八幡平、森吉山、駒ヶ岳など花の百名山などに自生している。
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- 葉・・・光沢のある厚い革質でやや密に互生する。長楕円形~長卵形で縁の上半分に低い鈍鋸歯がある。裏面は淡い緑色。
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- 花・・・白色で葉腋につく。雌雄異株。雌花は1個、雄花は2~3個ずつつく。花弁は5個で長さ約2mmのほぼ円形。
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参 考 文 献 |
- 「山渓カラー名鑑 日本の樹木」(山と渓谷社)
- 「山渓カラー名鑑 日本の高山植物」(山と渓谷社)
- 「秋田の山野草Ⅱ300選」(秋田花の会)
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