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昆虫シリーズ52 カミキリムシの仲間

  • 「どくとるマンボウ昆虫記」・・・カミキリムシ
     カミキリムシは漢字で天牛とかく。特別に長い触角をもった特徴のある甲虫だ。するどい顎をもっているところから、結髪を元結のところからちょんぎる魔力を有するといわれ、髪切虫の名称となった・・・
     ある種類は樹液のシロップに惹かれ、ある種類は花の蜜に群がる。そのほかよく薪に集まってくるが、これは彼らの幼虫が樹の内部を食べて育つからで、産卵のためにやってくるのだ。山登りの途中路傍に積み上げられた薪の山を注意してみると、鮮やかな水色のシショウをしたルリボシカミキリなどを見つけることがある。(写真:ルリボシカミキリ)
ゴマダラカミキリ
  • 名前の由来・・・ゴマを散らしたような細かな点々があることから、「胡麻斑(ゴマダラ)」と呼び、多くの昆虫の名前に使われている。「カミキリ」は、紙切りではなく髪切りで、髪の毛の束を大アゴを当てると、スパッと切れてしまうことから、「髪切虫」と書く。
  • 別名「天牛」・・・長い触覚を牛の角に見立てた中国名である。眼は、顔の後ろまでのびていることで、視界が広く、外敵に対応するためと考えられている。カミキリムシの仲間は、危険が迫ると、自ら下に落ちて姿をくらます。さらに落ちた姿勢のまま20~30分も動かないものも少なくない。いわゆる「死んだふり」戦術をとる。 
  • 成虫は6~8月に現れ、新しい梢の樹皮を食べる。メスは、寄主植物の根際の樹皮を傷つけ、1卵ずつ産卵する。幼虫は辺材部、成長すると心材部を食べる。2年目に成熟し、坑道の末端部に蛹室をつくり、蛹化・羽化する。2年1世代。 
  • 寄主植物(ホスト)・・・ヤナギ類、ミカン・バラ科などの広葉樹、イタドリの生木 
  • 果樹や街路樹を加害する害虫。 
  • 参考動画:ゴマダラカミキリとヒゲナガカミキリの飛翔/海野和男 - YouTube
ミヤマカミキリ
  •  カブトムシやクワガタムシ採集でよく見かける日本最大級のカミキリムシ。黒から褐色で黄色の微毛が密生する。雑木林に普通にみられ、都市公園などにも生息する。成虫は、5~8月に出現し、夜間、クリやコナラなどのブナ科植物の生木で見られるほか、クヌギやミカン類の樹液に集まる。幼虫は、広葉樹の生木の心材部を食べ、坑道は空洞になっている。
  • バナナトラップに群がるミヤマカミキリ
  • ♂と♀の見分け方・・・♂は触覚の長さが体長の1.5倍以上と極めて長い。
  • ♀の触角は短いので、簡単に見分けられる。  
  • 寄主植物(ホスト)・・・クリ、コナラ、クヌギ・カシ類などのブナ科植物 
  • クリの害虫。 
  • 動画:バナナトラップに群がるミヤマカミキリ(野鳥の森)
  • 参考動画:ミヤマカミキリの飛翔/海野和男 - YouTube
キボシカミキリ
  • 昔は養蚕農家の困り者だったキボシカミキリ
     昔、夏の桑畑に行くと、キボシカミキリがたくさんいた。立派な長いヒゲがあり、体の背面には黄色い点が多い。なかなか格好の良いカミキリムシだ。市街地ではイチジクの木につく。幼虫は、クワやイチジクの木の内部を食べて大きくなるので、重大な被害を与える。だから昔は、桑畑の害虫として嫌われていた。 
  • 名前の由来・・・大小の黄色い斑紋があるカミキリムシだから。黄色の斑紋は地域や個体によって変異がある。
  • 成虫は、7~12月に現れ、クワ科植物の葉を食べる。幼虫は、生木樹皮下を食べる。 
  • 性フェロモンと交尾・・・♂と♀は、枝や葉の上を歩き回って、お互いがすれ違っても、相手の存在に気付かない。ところが、♂の触角が♀の体に触れると、途端に♂は♀に駆け寄って背中の上に乗り、交尾を始める。実は、♀の体の表面には、♂が触ったときに受け取る性フェロモンが存在するという。
  • 寄主植物(ホスト)・・・クワ科植物の生木 
  • 参考動画:No.51 キボシカミキリ〜知れば外歩きが100倍楽しくなる!身近な昆虫の特徴紹介〜 - YouTube
シロスジカミキリ
  • 日本を代表する大型のシロスジカミキリ
     名前の白い筋ではなく、黄色い筋がある大型のカミキリムシ。脅すと「キイキイ」と音を立てて威嚇する。雑木林に生息し、5月末頃から見られる。灯に飛んでくることもある。脚の裏に細かい毛があるので、垂直なガラスにも、吸盤のように吸い付くことができる。体長40~60cm。成虫は6~8月に現れる。 
  • 誤解に基づく命名・・・体の縦筋模様は黄色いが、死ぬと完全に白くなる。その死んだ標本を見て、「白筋」カミキリと名付けられたと言われている。(標本写真:秋田県立博物館)
  • 大きな複眼は、仮面ライダーのモデルとも言われている。
  • シロスジカミキリの産卵と樹液・・・成虫は、5~9月に現れる。♀は夜間、クリやクヌギ、コナラ、カシワ、アカガシ、ウバメガシ、スダジイなど、広くブナ科植物に産卵する。時にイチジクやケヤキ、シナノキなどに産卵することもある。産卵する際は、樹皮を直径1~1.5cmほど円形に浅く削り取り、その中央部に深いかみ傷を入れてから、そこに産卵管をあてがって1卵を産む。そのすぐ隣に同様に産んでいくので、しばしば幹を一周するように環状に産卵痕を残す。ふ化した幼虫は、樹皮下を食し、細長い繊維状の木屑を外へ出す。ふ化した幼虫が樹皮下を食することによって、産卵された部位から樹液が多少とも滲み出す。時にスズメガ類やクワガタ類などがかじることによって樹液が多く出るようになると言われている。
     こうしたシロスジカミキリの産卵・幼虫に適した木は、表面が柔らかい15~25年程度の樹木。近年、里山の樹木を伐ることなく長年放棄され、表面が堅い大木になった結果、シロスジカミキリが産卵できずに、その数を減らしているという。
  • 2年目の秋に蛹化する。羽化した新成虫は、そのまま蛹室内にとどまり越冬し、次の年の5~6月に樹皮に直径1.5cmほどの丸い穴を開け、前脚、中脚、触覚の順番に穴から外に出る。このことを「羽脱(うだつ)」という。 
  • 参考動画:シロスジカミキリの産卵 - YouTube・・・どんぐりの木の幹を丸くかじり、1個の卵を産む。横に移動して次々と産卵、木の幹を回るように産卵の跡が並ぶ。そこから樹液が出て、カブトムシやクワガタムシなどが集まってくる。
クワカミキリ
  • 古くから桑の害虫として知られるクワカミキリ
     成虫は6~10月に現れ、広葉樹の1年枝の樹皮を好んで食べる桑やイチジクなどの果樹の害虫。触覚はゴマダラ模様、背面は灰黄褐色。前ハネ前方にコブ状の小さな隆起がある。2~3年1世代。幼虫は生木の樹皮から心材部を食害するため、害木が枯死したり、強度の低下と風で折れる原因になる。 春から初夏にかけて蛹化する。
  • 寄主植物(ホスト)・・・ヤナギ、ブナ、ケヤキなど広葉樹の生木。 
  • 果樹・緑化木の害虫・・・クワやイチジク、リンゴなどの果樹、モミジやケヤキなどの緑化木の害虫。 
  • 参考動画:クワカミキリ産卵 イチジクの木を穴だらけにする犯人! - YouTube
ヤツメカミキリ
  • ウメノキゴケに擬態するヤツメカミキリ
     全体に緑色がかった黄褐色の軟毛で密に覆われる。黒紋は、前胸背板に4個。上ハネには各4個、合計8つの黒い斑点が並んでいることが名前の由来。平地の里山環境から山地のブナ林まで広く生息する普通種。成虫は5~8月に現れ、サクラ類の葉を食べ、♀は伐採木や衰弱木の樹皮に噛み傷を付け、内部に産卵する。幼虫は樹皮下を食べて育ち、成熟すると材部に入って蛹化する。 
  • 寄主植物(ホスト)・・・ウメ、サクラ類の生木や伐採木の樹皮下。ウメやサクラの樹皮に着生するウメノキゴケへの擬態していると言われている。
  • 参考動画:ヤツメカミキリの産卵/海野和男 - YouTube
シラホシカミキリ
  • 茶褐色に白い星のように紋があるシラホシカミキリ
     平地から山地にかけて広く生息する。成虫は、5~9月に出現し、ハルニレ、オヒョウ、アジサイ類、ウツギなどの生葉の葉脈部を線状に食べる。夜間、灯火にも飛来する。♀は各種広葉樹の立ち枯れに産卵する。幼虫は寄主植物の樹皮下を食べ、成熟すると辺材部に浅く入って蛹室をつくる。
  • 寄主植物(ホスト)・・・各種広葉樹、マツ科など針葉樹の枯死木。 
ルリボシカミキリ
  • 野外では目立つ瑠璃色のルリボシカミキリ
     成虫は6~9月に出現し、ブナ、ケヤキなどの立ち枯れ木、伐採木、薪などに集まる。稀にクヌギの樹液にも来る。♀は朽ちた広葉樹の樹皮の隙間などに産卵する。幼虫は白色腐朽材を食べて育つ。かつてはブナ材を代表する種だったが、近年、平地や丘陵地でもみられ、廃棄したシイタケのホダ木などで発生している。 
  • 寄主植物(ホスト)・・・ブナ、クヌギ、シラカンバ、カエデ類などの広葉樹の腐朽木。
キマダラミヤマカミキリ
  •  平地から丘陵地の雑木林に生息する普通種。成虫は4月下旬から8月に現れる。昼はミズキやアカメガシワなどの花を訪れ、夜は樹液に集まるほか、枯れたコナラなど発生木上を這い回る。幼虫は朽ちた広葉樹を食べ、、秋に蛹化する。羽化した成虫はそのまま蛹室内で越冬し、翌年の春、材外へ脱出する。
  • 寄主植物(ホスト)・・・クヌギ、コナラなど各種広葉樹の腐朽木。
ナガゴマフカミキリ
  • シイタケほだ木の害虫・ナガゴマフカミキリ
     平地の雑木林で見られる普通種。成虫は4~9月に現れ、広葉樹の立ち枯れや伐採木に集まる。幼虫は、ケヤキやクヌギなどの樹皮の厚い広葉樹では樹皮下、フジなどのつる植物では木質部、コクワガタの幼虫が好む白色腐朽材などでよく見つかる。シイタケほだ木の害虫。
  • 寄主植物(ホスト)・・・クヌギ、ケヤキなど広葉樹の枯死木、腐朽木
ウスバカミキリ
  • ハネが薄い大型のウスバカミキリ
     雑木林や河原のヤナギ林に普通に見られる。シロスジカミキリやミヤマカミキリと並ぶ大型種。体長30~58mm。成虫は6~8月によく現れる。夜間、発生木や灯火に飛来する。気性が荒く、♂は♀を巡って激しく闘争する。だから触覚が切断された♂の個体が多い。幼虫は、主に朽ちた倒木、立ち枯れ木、生木の心材腐朽部を食べる。
  • ・・・産卵行動以外でも、産卵管が尾の端から露出しているので、簡単に見分けられる。
ノコギリカミキリ
  • ノコギリカミキリ
     平地から山地にかけて普通に見られる種。成虫は、5~9月に現れる。基本的に夜行性で、灯火に飛来するが、昼間でも、雑木林や林道沿いを飛んでいる個体をよく見かける。つかむと、音を発して威嚇する。体長23~48mm。
  • 寄主植物(ホスト)・・・各種針葉樹、広葉樹、タケ類の根茎
  • トラカミキリ(トラフカミキリ)・・・黒と黄色の目立つ模様と短めの触角は、大型のオオスズメバチに擬態している。クワの害虫として知られ、トラフカミキリとも呼ばれている。
  • ゴマフカミキリ・・・平地から山地の雑木林に生息。成虫は4~10月に出現。ホストは、クヌギ、ブナ、ケヤキなどの各種広葉樹の枯死木、腐朽木の樹皮下。
  • ホタルカミキリ・・・イロハモミジやクリ、コゴメウツギなど各種の花を訪れるほか、ネムノキの衰弱木や枯れ枝に集まる。幼虫はネムノキの樹皮下を食べる。成虫は4~7月に出現。
ヨツスジトラカミキリ
  • ハチに擬態したヨツスジトラカミキリ
     暖地性の種で、ハチに擬態して身を守っていると言われている。アカメガシワなどの花を訪れ、広葉樹の立ち枯れなどにも集まる。幼虫は乾燥気味の枯れ枝や立ち枯れの材部を食べる。
キイロトラカミキリ
  • キイロトラカミキリ
     名前のとおり黄色と黒の縞模様で、スズメバチに擬態している。平野に普通に見られる種。成虫は5~8月に出現し、伐採木や薪に集まる。シイタケのホダ木にも良く集まるという。またクリなどの各種花を訪れる。幼虫は、硬く乾燥した薪が好物で、積まれた薪の傍で耳を澄ますと幼虫が材をかじる音が聞こえる。体長13~19mm。本州以南に分布。
  • 寄主植物(ホスト)・・・コナラやクヌギなど各種広葉樹
  • 伐採木では、交尾するペアをよく見かける
特定外来生物・クビアカツヤカミキリ
  • 特定外来生物・クビアカツヤカミキリ
     全体が光沢のある黒色で、胸部は赤色。2012年、愛知県で発見されて以来、急速に分布を拡大している。6~7月に現れ、夕方から夜にかけて、街中の公園や神社などに植えられたサクラなどの幹上を徘徊する。コナラなどの樹液にも集まる。♀はサクラなどの樹皮に産卵し、幼虫は生木の樹皮下を食べる。被害木は、幼虫が木屑を材の外へ出すため容易に確認できる。 
  • 被害木・・・サクラ類、ウメ、モモ、スモモ、アンズ 
ラミーカミキリ
  • 西日本に棲息する外来種・ラミーカミキリ
     中国からの移入種とされる種で、平地から山地に生息し、河川敷や道端で見つかる。成虫は5~7月に出現し、カラムシやムクゲなどの葉の裏で、葉柄や葉脈を食べる。西日本各地に棲息する。
  • 特徴・・・鮮やかな黒と緑白色に色分けされ、2つの丸い眼のような黒点があり、パンダの顔にも見える色彩が特徴。
  • 擬死・・・捕まえようとすると、死んだふりをして地表に落下する習性がある。
  • 寄主植物(ホスト)・・・カラムシ、ムクゲ、サワグルミ、フジなどの生木。♀は寄主植物の茎や枝に産卵する。幼虫は茎及び根部を食べる。 
  • リンゴカミキリ
     ジョウカイボンに似たスリムな体型で、黒とオレンジ色の色彩が目立つ。公園や並木、生け垣など、人為的に植えられたサクラでよく見つかる。成虫は5~8月に現れ、ソメイヨシノなどの葉脈を葉裏側から筋状に後食する。夕方には、梢付近を波打つように飛翔する。♀はサクラ類やナシなどバラ科植物の生木の細い枝に産卵し、幼虫は心材部を食べる。成熟すると枝先を斜めに裁断し、切断面に木くずを詰めて越冬する。翌春、サナギ化・羽化する。北海道から九州まで分布。体長13~21mm。
  • ハンノアオカミキリ・・・黒紋が並び、緑金色に輝き美しい。広葉樹の伐採木、倒木に集まる。北海道から本州中部に分布。体長12~17mm。
  • コブヤハズカミキリ・・・後ハネが退化して飛ぶことができない変わったカミキリムシ。ゴツゴツした体をしている。標高1000mくらいの山に多く、昼間は枯れた葉の間などに隠れているので見つけにくい。ホストは、中部以北のナラ林。
  • 松枯れの共犯者・マツノマダラカミキリ
     体は赤褐色で前ハネに縦じまがあり、その間に濃褐色と灰褐色の微毛が交互に生えて斑状の模様がある。体長18~30mm。日本在来の昆虫で、マツの枯れ木や枯れ枝がなければ生存できない。だからアメリカ原産のマツノザイセンチュウが侵入する以前は、マツノマダラカミキリの密度は低かったという。松枯れの主犯「マツノザイセンチュウ(以下「線虫」)」という約1mmの細長い線虫は、移動能力がほとんどない。そんな線虫は、共犯者の「マツノマダラカミキリ」の体内に入り移動する。この両者の連携・共犯によって、松枯れが爆発的に増えるとともに、北へ北へと北上することによって、分布域を大幅に拡大していった。
  • 雌雄の見分け方・・・♂は♀より遥かに触角が長い
  • 松枯れの仕組み(写真出典:森林総合研究所)
    1. 越冬したマツノマダラカミキリは、春から初夏にかけてサナギになり羽化して成虫になる。この時線虫はカミキリの体に乗り移り、線虫を抱えたカミキリは直径1cm程の穴を開けて外へ飛び出す。
    2. カミキリは5月から7月頃にかけて、健全な松から松へと飛びまわり、松の若枝の樹皮を食べる。その時、カミキリの体内に潜入していた線虫は、カミキリの食べた樹皮の傷口から松の材の中に侵入、急激な生理異変をもたらし、松を枯らしてしまう。
    3. 枯れたばかりのマツは、カミキリの絶好の産卵対象木になる。カミキリは衰弱した松の木を探し出して樹皮にかみ傷をつくり、排卵管を差し込んで卵を産みつける。
    4. 卵からふ化したカミキリの幼虫は、樹皮の下で柔らかい皮を食べながら成長し、夏の終わり頃から秋の間に成長した幼虫は、材に深く穴を開け、その中で越冬する。
    5. 翌春、カミキリがサナギになる頃、そばに線虫が集まってくる。
  • 参考動画:マツノマダラカミキリのお食事風景 - YouTube
  • カミキリ類に寄生するウマノオバチ(コマユバチ科)
  • ウマノオバチ♀・・・産卵管は、体長の9倍にも達する。クリやコナラの材に潜む宿主・ミヤマカミキリやシロスジカミキリなどの幼虫を探り当て、カテーテルを使った手術のように産卵する。5~6月に現れる。体長15~24mm。本州、四国、九州に分布。
参 考 文 献
  • 「新カミキリムシハンドブック」(鈴木知之、文一総合出版)
  • 「4億年を生き抜いた昆虫」(岡島秀治、ヴジュアル新書)
  • 「どくとるマンボウ昆虫記」(北杜夫、新潮文庫)
  • 「里山・雑木林の昆虫図鑑」(今井初太郎、メイツ出版)
  • 「散歩で見つける虫の呼び名事典」(森上信夫、世界文化社)
  • 「身近な昆虫のふしぎ」(海野和男、サイエンス・アイ新書)
  • 「ずかん 虫の巣」(監修・岡島秀治、技術評論社) 
  • 「樹木の個性と生き残り戦略」(渡辺一夫、築地書館)
  • 「虫の顔」(石井誠、八坂書房)
  • 「自然の中の人間シリーズ⑥ 昆虫のにおいの信号」(若村定男、農文協)
  • 「雑木林におけるシロスジカミキリと好樹液性昆虫はなぜ衰退したか?」(高桑正敏)
  • 「観察の森 生きもの図鑑28 里山の昆虫 シロスジカミキリ」(仙台市公園緑地協会)