昆虫シリーズ58 ガの仲間⑤シャチホコガ・ドクガ・・・の仲間
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- 科名の由来・・・幼虫を驚かすとそっくり返り、まるで天守閣の上にある「鯱鉾(シャチホコ)」に似ていることから、シャチホコガ科と名付けられた。ただし、全てシャチホコのようなスタイルをとるわけではない点に注意。(写真:シャチホコガの幼虫)
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- 参考動画:シャチホコガの幼虫,Stauropus fagi persimilis - YouTube
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- ブナアオシャチホコ(シャチホコガ科)
「ブナの葉食性昆虫ブナアオシャチホコの密度変動」(鎌田直人)によれば・・・ブナの葉を食害するガとして知られ、時には数千haにわたりブナの葉が食い尽くされることもある。本種は、8~11年の周期で個体数変動を示し、同じ周期で日本のどこかで大発生を引き起こしている。ただし枯死することはない。北東北では、八甲田山や八幡平では大発生するが、安比高原や白神山地では大発生の記録がない、といった場所依存性がある。また、八幡平での大発生は標高900~1,100mのブナ林、八甲田山では600~800mで大発生が見られる。(写真提供 神吉隆行氏 HP「K's life list」)
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- 成虫・・・灰白色から抹茶色、白地に水色の斑紋など色彩変異が大きい。開張33~43mm。出現期間 5月下旬から約2カ月間。成虫の寿命は、1週間から10日。ブナの葉の裏側に、約数十卵~100卵超える卵塊単位で産卵する。♀の卵数は約400。北海道から九州まで分布。(写真提供 神吉隆行氏 HP「K's life list」)
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- 卵は1週間から10日程で孵化。幼虫期間は30~50日。4~5齢で終齢幼虫になるが、その発生ピークは7月下旬~8月中旬。個体レベルでは全摂取量の9割を終齢ステージで摂食する。老熟した幼虫は、樹冠から落下し、落葉層に潜って蛹化する。食草は、ブナ、イヌブナ。(写真出典:東北森林管理局/ブナアオシャチホコ)
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- 調節する主な天敵・サナギタケ・・・チョウやガのサナギから生じる冬虫夏草類の一種で、夏に発生する。ブナアオシャチホコというガが大発生すると、その翌年には、ブナアオシャチホコのサナギの9割以上がサナギタケの感染を受けて、大発生が起きることが知られている。この菌は、ブナアオシャチホコが増えすぎたときに調節をする天敵として、最も大きい役割をもつと考えられる
(写真出典:森林総合研究所/森林生物データベース 00067 サナギタケ)
- ブナの誘導防御反応・・・大発生の翌年の葉は、窒素量が低下し、タンニンが増加する。その葉を食べた幼虫は、死亡率が高く、体のサイズが小さくなる。こうしたブナの誘導防御反応によるエサの悪化が幼虫の小型化、減少をもたらす。
- サナギタケやブナの誘導防御反応は、大発生の後も数年間は有効に働き、ガの密度を低く抑える。これらの効果が切れると、ブナアオシャチホコの密度は増加に向かう。
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- モンクロシャチホコ(シャチホコガ科)
前ハネの地色はクリーム色で、特徴的な黒色紋がある。開張♂48~50mm、♀50~52mm。夏の終わりごろ、サクラにつく毛虫は、ほとんどがモンクロシャチホコである。幼虫は群生し、サクラやナシ、ウメなどの葉を大量に食べて育つ。蛹化が近づくと、列をつくって木を下る。北海道から九州まで分布。(写真提供 神吉隆行氏 HP「K's life list」)
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- 成虫は、鳥の糞に擬態している。年1化、成虫は6~8月に現れる。
- 食草・・・サクラ、ウメ、リンゴ、ナシ、サンザシ、ニレなど。
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- シロテンシャチホコ(シャチホコガ科)・・・岩に生えた苔のような色彩が美しい。成虫は、6、8月に現れる。食草は、シナノキ、オオバボダイジュ。北海道から九州まで分布。(写真提供 神吉隆行氏 HP「K's life list」)
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- ムラサキシャチホコ(シャチホコガ科)
枯葉に似たハネ色の濃淡によって陰影を現し、まるで枯葉がクルリと巻いたように立体的に見えるカモフラージュの名手。幼虫はオニグルミの葉を食べ、サナギで越冬する。成虫は、年2化、4~9月に現れる。北海道から九州まで分布。開張♂48~50mm、♀58~59mm。
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- アオシャチホコ(シャチホコガ科)
エゴノキを食草とするシャチホコの仲間。開張♂40~45mm、♀約52mm。幼虫は、前胸に黄色いリングがあるのが特徴。成虫は4~9月に現れる。本州から九州まで分布。
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- オオトビモンシャチホコ・・・晩秋に羽化するシャチホコガの一種。本種は、刺激を受けると、ポロリと落下する性質がある。♀成虫は、カシワ、クリ、コナラ、ミズナラなどの幹の樹皮や小枝の上に卵をかためて産む。卵で越冬し、翌5月に孵化。北海道から九州、屋久島まで広く生息。
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- オオトビモンシャチホコの幼虫・・・クリ、コナラなどの枝先に群がる。終齢は、赤と黒のまだら模様をしている。幼虫は5~6月に集団で葉を食べる.幼虫は刺激を与えると頭部を反らす習性がある。終齢幼虫は地上の落葉中や土の浅いところに潜って蛹になる夏に成虫になる.
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- ドクガの仲間
成虫は、中形から大形で、ほとんど夜行性。口は退化し、食べ物をとらない。♂と♀で、サイズや色、斑紋が大分違う種が多く、♀はハネが退化して飛べない種もある。幼虫は毛虫型。ドクガ(毒蛾)の仲間は、その名とは裏腹に、毒をもつ種は少ない。ただし、ドクガやチャドクガなどドクガ属の種は、一生を通して毒針毛をもつ。マイマイガのように1齢幼虫の時しか毒針毛を持たない種もある。森林、果樹、庭園樹などの害虫が少なくない。
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- マイマイガ(ドクガ科マイマイ属)
ドクガ科マイマイガ属に分類される蛾の一種で、約10年周期で大発生を繰り返し、広葉樹や針葉樹のほか、リンゴ・桃・柿などの果樹類、野菜類、花き、水稲などを食害し甚大な被害を与える「森林病害虫」として知られている。一度大発生すると、収束までに2~3年かかる。孵化直後の幼虫に触れるとかぶれたり、赤く腫れたりして危険だが、二齢以降の幼虫には毒針がないらしい。ただし、大量の毛に覆われた大きな毛虫が大量に発生すれば、不快感は甚大である。
本州から九州まで分布。
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- 名前の由来・・・特に♂は、夜だけでなく日中も激しく動き回ることから、「舞舞蛾」と名付けられた。
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- 幼虫・・・頭部に目玉のように見える縦長の黒斑があり、背面に青色や赤色の点が二列に並ぶ。糸を吐いてぶら下がることから、別名ブランコムシとも呼ばれている。吐いた糸でぶら下がり、風に吹かれることで広範囲に移動する。
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- 産卵・・・寿命は最大10日間で、その間何も食べずに交尾し、♀は木の幹や建物の外壁などに産卵する。腹部内のすべての卵(約500粒)を一つの塊で産み、産卵しながら卵を鱗毛で覆う。
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- ♀・・・白っぽいクリーム色で、前ハネにV字斑紋がある。触角は細い。
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- 卵塊・・・卵塊は、長さ3~5cmほどで、翌春まで卵塊の状態で過ごす。駆除するには、この卵塊を除去するのが一番とされている。
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- 1齢幼虫以外は毒がないのはなぜ・・・一番弱い1齢幼虫は、鳥などの捕食者に対する防御手段として毒を持つが、2齢以降は、毒を持つために使う栄養分を成長に使っていると考えられている。
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- 幼虫はなぜ派手な模様をしているのか・・・1齢の時は地味な黒色だが毒をもっている。2齢以降は、毒は持っていないが、色が派手になる。これは、捕食者に対して、俺は毒を持ってるぞ、といった警告色と言われている。
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- 大量発生を抑えるウイルス
約8~11年周期で大発生すると、過密状態になることによって、ウイルスが蔓延し、幼虫が大量死する。そのウイルスは、核多角体ウイルス病と呼ばれ、人間の風邪やコロナと同じようにウイルスによって伝染する。コンピューターによるシミュレーションによれば、幼虫のいる木が6割以上になった時、ウイルス病が突然大流行するとの結果が得られた。マイマイガとウイルスの関係は、人間の生き残り戦略にとっても、「過密」を避けることがいかに重要かを教えてくれる。また悪さをするだけのように見えるウイルスだが、森林生態系のバランスをとる重要な役割を持っていることを見逃してはならない。
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- 食草・・・サクラ、リンゴ、ウメ、バラ、クヌギ、アベマキ、クリ、アラカシ、ヤナギ、ケヤキ、ハンノキなど。
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- ドクガ(ドクガ科ドクガ属)
前ハネは黄色で、黒褐色がかった帯がある。前ハネ外縁部の黒点は3個から無い個体もある。成虫は、6~8月に現れる。幼虫は、多数の毒針毛をもつ。成虫にも、羽化の際に、繭についていた毒針毛が腹端にくっついているので、近づくと危険。食草は、バラ科、ブナ科、タデ科など広食性。北海道から九州まで分布。
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- 幼虫(毛虫)・・・4月から6月に見られ、体の色は黒色で背中と側面に橙色の斑紋がある。幼虫は秋に孵化してから、落ち葉の下などに集まって越冬する。集団越冬した幼虫は4月頃に活動を再開、数回の脱皮を繰り返し成長する。 幼虫による被害が多いのは、5月から6月頃。
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- 最終的に幼虫は体長40ミリメートル前後になり、蛹を経て、6月から8月頃に濃黄色の成虫が現れ、エサとなる葉の裏側に卵塊を産み付ける。
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- 幼虫は雑食性・・・サクラ、コナラ、ハマナス(上の写真)、ウメ、バラ、ツツジなどさまざまな庭木や街路樹の葉を食害する。
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- 皮膚炎の原因・・・幼虫には長い毛があるが、皮膚炎の原因は、体表を覆っている0.1ミリメートル程の微細な無数の毒針毛が皮膚に刺さることで起こる。痒みは2週間から3週間ほど続く。
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- 毒針毛に触れた場合・・・擦ったり拭き取ったりすると、毒針毛が食い込むので、流水で10分間程度洗い流す。あるいはセロテープで取り除く方法もある。衣服は着替えた方がよい。
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- チャドクガ(ドクガ科ドクガ属)
♂のハネは個体変異が大きい。♀は橙黄色でオスのような変異はない。開張♂約25mm、♀28~35mm。年2化、6~10月に出現。本州、四国、九州に分布。
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- 幼虫・・・若葉の頃ふ化し、茶やツバキ、サザンカに集まって葉を食べる。葉の裏側にいるので、知らないうちに幼虫に触れ、被害にあうことが多い。毒針毛は、抜け落ちやすく、刺さると激しいかゆみや炎症を起こす。
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- 食草・・・チャノキ、ツバキ、サザンカなどのツバキ科。
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- アカヒゲドクガ(ドクガ科)
ハネの付け根付近に黒色の環が3つ連なる。♂は触角が赤い。年2化、4~8月に現れる。開張♂51~55mm、♀65~70mm。北海道から九州、南西諸島に分布。食草は、クヌギ、コナラ、クリ、カシワ(写真提供 神吉隆行氏 HP「K's life list」)
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- キアシドクガ(ドクガ科)
前ハネと後ハネが共に純白で半透明、紋はない。昼間、食樹の近くをヒラヒラ飛ぶが、灯にも集まる。木の幹などにロウで覆われた卵の塊を産み付け、翌年の春にようやくふ化する。年1化、6月に出現。
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- 幼虫・・・黒い体が長い毛に覆われ、黄白色の紋が各体節の背面に左右3対ずつ並ぶ毛虫。毛に毒はない。葉の裏などに糸を張り巡らして、サナギとなる。時には大発生することもある。
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- リンゴドクガの幼虫(ドクガ科)
全身が黄白色の長い毛に覆われ、背中に歯ブラシのように毛の束が並ぶカラフルな毛虫。尾脚の上にも尻尾のような赤い毛の束を立てている。驚かせると、背中を丸め、毛の間に隠れていた黒い帯を見せる。毛に毒はない。黄色い繭をつくりサナギになる。
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- 参考動画:ふさふさリンゴドクガの幼虫 - YouTube
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- 生息地・・・雑木林や山地林のほか、公園や市街地でも見られる。
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- 食草・・・リンゴ、ナシ、サクラ、クヌギ、コナラ、アベマキ、カエデ、ヤナギ、ポプラ、ドロノキ
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- クロフシロヒトリ(ヒトリガ科)
白地に黒条が目立つ。ハネ脈に沿って黄色の線が走る。写真では見えないが、ハネに隠れた胴体は鮮やかな紅色で、黒点が並ぶ。年1化、5~7月に山地に現れるが、多くない。食草は、不明。開張47~50mm。本州、四国、九州に分布。
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- カノコガ(ヒトリガ科)
体に比べてハネが大きく、黒色、白色、黄色と良く目立つ色彩をしている。昼行性で花にやってきて吸蜜する。黒色のハネに半透明の紋があり、これが鹿の子模様に見立てたのが和名の由来。ハネをつまむと鱗粉の模様が指につくので、ハンコチョウとも呼ばれている。
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- ヒトリガ(ヒトリガ科)
成虫は、こげ茶色の地に白の網目模様、後ろハネと腹が濃いオレンジ色に黒い斑紋が並ぶカラフル。その目立つ姿は、体に毒があることをアピールしているといわれている。灯によく飛んでくる。8~9月に現れる。北海道、本州に分布。開張48~60mm。
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- 幼虫・・・黒く長い毛が密生した毛虫で、「クマ毛虫」と呼ばれている。いかにも刺されそうだが毒はない。側面の下側の毛は赤茶色。食草は、クワ、スグリ、アサ、ニワトコ、オオバコ。体長約60mm。
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- アトキハマキ(ハマキガ科)・・・分布 北海道~九州、屋久島。発生期 6~9月。食草 リンゴ、ナシ、サクラ、モミジなど。
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- オオアトキハマキ(ハマキガ科)・・・分布 北海道~九州、千島列島。 発生期 6~9月。食草 リンゴ、ナシ、コナラ、ヨモギ、フキなど。
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- ギンボシモトキヒメハマキ(ハマキガ科)・・・分布 北海道~本州。発生期 6~8月。食草 トリアシショウマ、シモツケソウ、イチゴ、ハッカなど。
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- ツヤスジウンモンヒメハマキ(ハマキガ科)・・・分布 北海道、本州。発生期 5~6月。食草 エゾユズリハ。
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- モンギンスジヒメハマキ(ハマキガ科)・・・分布 北海道、本州。発生期 6~7月。食草 ヨモギ。
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参 考 文 献 |
- 「ブナの葉食性昆虫ブナアオシャチホコの密度変動」(鎌田直人)
- 「読む植物図鑑vol5」(川尻秀樹、全国林業改良普及協会)
- 「蛾の図鑑」(今井初太郎、メイツ出版)
- 「日本の蛾」(岸田泰則、Gakken)
- 「日本の昆虫1400」(槐真史、文一総合出版)
- 「道ばたのイモムシ、ケムシ」(川上洋一、東京堂出版)
- 「イモムシとケムシ」(小学館)
- 「マイマイガの大発生を抑える流行病」(東浦康友/森林保護課)
- 「ヤマケイポケットガイド⑨ チョウ・ガ」(松本克臣、山と渓谷社)
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