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秋田市三内「きずなの森」づくり作業体験 

 秋田県水と緑森の森づくり税「県民参加の森づくり事業(県民提案)」を活用しています
 10月17日秋田市三内地区の「きずなの森」で今年も作業体験が行われた。
 御野場連合町内会では会員が自然の大切さを学び、環境の保全を次世代に継承していく目的で、平成20年「きずなの森」を造成した。
 参加された皆さんが、協力し合い笑顔の絶えない楽しい作業体験だった。

■ 主催::御野場連合町内会(会長 奥山孝一)
■ 協賛:森と木の国秋田21森りづくり隊(隊長 進藤富夫・局長 武藤 元)
 開会式 
 
 開会式が進藤富夫事務局長の司会で始まり、奥山孝一連合町内会長が、「毎年手入れを行って7年になる。みなさんの協力で整備が進み、着実に充実が図られてきている。」と挨拶した。  
   
 進藤事務局長が日程や作業の手順について説明した。  本日参加35名の多くは何度も作業を行っているベテランでした。
 作業体験
   
  晴天にも恵まれ、植栽地の刈り払いやヤマザクラの植栽を行った 額に汗して頑張った。
   
平成20年「きずなの森」造成時の看板                   唐鍬で上手に歩道の整備作業する会員のみなさん
 ちょっと一休み」に行われた樹高当てクイズも人気で、ピタリ当てる会員もいた。樹高測定器を使うのがはじめての会員が多く、興味津々取り組んでいた。 
 焼き印等のカマドを担当し炭をおこす千田さん。真っ赤になった焼き印を丸太に押しつけ、現れた絵や木の焦げる臭いを楽しんでいた
 自然の遊び体験
 家族連れで参加したお父さんは作業に、子供たちやお母さんは普段は体験できない立木を利用して作ったブランコやハンモックで遊んだ。
   
 手作りの遊具にみゆちゃんりんかちゃん・沼谷さん親子が楽しんでいた。子供同士のふれあいや、親子の絆が深まる光景に、微笑ましさを感じた。
 なべっこ(きりたんぽ)
   
「きりたんぽ鍋」を担当した金山さんは、「地元の具材を使い今年も最高の味」と満足顔。 大きい鍋から二人でもりつけしたお母さんたち。
   
   
 作業中、サワモダシ(ナラタケ)を採取し、きりたんぽ鍋に入れた。美味しい美味しいとオカワリ連発でした。
 さてさて、山の作業を安全に守ってくれるのが山の神様です。山の神様は女性と言われ、今回も皆さんを見守ってくれ、充実した一日が過ごせた。きっと、この会にも山の神様が・・・・・      来年もみんなで継続する事を誓いあっていた。
  
 現地研修(自然の恵み)
   
   
 現地の鵜養地区にある、秘境岩見三内「伏伸の滝」を見学した。紅葉にはちょっと早かったが、透き通る豊かな天然水に思わず一同「水がキレイー」と連呼、感動した。

 「伏伸の滝」の言い伝えに、下流から遡上したマスがこの淵に群れをなし、農作業で使う「モッコ」を仕掛けてたくさんマスを獲ったことから「もっこ滝」と呼ばれたとある。その上流300mには船作と呼ばれる船の形をした奇岩があって、自然の造形に暫し時を忘れる。
 兎にも角にも天然林から流れ出す純水の水量に驚く。せせらぎの音を聞きながらゆっくりまた、歩いて見たいスポットであった。