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「自然観察と植樹の会」活動   

 秋田県水と緑の森づくり税県民提案事業(森林環境学習活動支援事業)を活用しています。
 平成28年6月7日 汗ばむくらいの好天に恵まれたこの日、湯沢市杉沢地区で湯沢市立湯沢東小学校4年生60名が参加して、ヤマザクラの植樹と身近にある草花等の観察会を行った。主催した「新所森づくりボランティアの会」は平成22年設立。高齢化や後継者不足で放置され、藪化したリンゴ園をいこいの場として生き返させようとして発足。会員は10名数える。
  小学生を乗せたバスが到着し、青空の中、今日の植樹会場に向かう。 
 
開会式 
 
 新所森づくりボランティアの会会長伊藤謙治さんと湯沢市立湯沢東小学校校長鈴木慎二さん
 会長は、「おととしみなさんの先輩が植樹した桜が初めて花が咲きました。これから植樹するヤマザクラも、やがて花が咲き、花見が出来る「憩いの場」になるよう手入れをして行くので家族のみなさんで訪れて見に来て下さい。自然観察会や植樹会をきっかけに森や緑に興味を持ち、これからもみんなで自然を守って欲しい。」とあいさつ。
 雄勝森づくり推進課の高橋信義課長や雄勝野草の会佐々木進事務局長も激励の言葉をかける。 
 
植樹活動から 
 
 先ずは植樹方法を学ぶ。雄勝広域森林組合武田昭雄総務課長と新所森づくりボランティアの会のみなさんが実際に植樹しながら注意点などを判りやすく説明。
 植え穴堀や支柱打ちは初めての体験だ。   頑張って取り組んだぞー。
 ちょっと一休み。    美味いーなー  このコーヒー牛乳。 
 全部で10本のヤマザクラを頑張って植えた。その前で記念撮影。
  
自然観察会 
 
 その後、自然の植物について学ぶ。雄勝野草の会の皆さんが講師となり、小学生にわかりやすいようにていねいに指導した。
  
閉会式
 
 生徒代表が、自然が身近にあるのにふれ合うことが無かった。今日たくさんの体験が出来た。ありがとうございました。とあいさつ。
 湯沢市市街地北東丘陵地に広がるここ「ふれあい広場」は、りんご園跡地で、この場所を憩いの場にしようと新所森づくりボランティアの会が中心となって、平成22年から植樹活動を行ってきた。今後も継続した作業が必要であるが、元気いっぱいの会長の下、益々活発に取り組んで行くことだろう。