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九十九島の森で下刈作業  

TDK社友会環境同好会  秋田県水と緑の森づくり税県民提案事業(森林ボランティア活動支援事業)  
 平成28年5月19日、よく晴れたこの日、TDK社友会環境同好会が、秋田県水と緑の森づくり税事業の今年度第2回目の活動を行った。この日は、会員13名が参加しにかほ市象潟町向山地区にある九十九島の森植栽地での下刈とツル伐り作業だ。この地は、平成24年まで植樹を行い、その後も会では下刈作業を実施してきた。
 なお、TDK社友会環境同好会の成り立ちや活動については、当センター情報誌「あきた 森のシンフォニー」Vol,3で特集しておりますのでご覧頂きたい。
 
 
 先ずは安全祈願
 今年の作業の安全を願い、山の神に「安全祈願」を行う。 怪我が無いよう楽しい森林作業活動が出来ますように。 
 
 作業開始
 5月の中旬なのに予想以上に草丈が伸びている。クズやアケビのツルが伸び始めた頃。早い内に刈り払う。 
 
 刈払機が茂った草を刈り払う。木の根元は鎌で刈り払う。この時、絡まっているツル類も外していく。 
 
 刈り払われ、木々が姿を現す。 
 しっかり森に根付いている。この作業を実施していないとたぶん、草に飲み込まれたりツルが絡まって折れたりしていただろう。樹高の高いもので3m近くになった。 
 
  きれいになったところで一休み。木々が草丈より高くなったので、刈り払いはもう終了してもいいかなと思ったが、日当たりが良いため、ツル類の繁茂が著しい。ツル伐りを中心に据えてもう数年実施するべきとお伝えした。
 
 ■TDK社友会環境同好会では、今年度「秋田県水と緑の森づくり税」を活用し、これまで会が植樹してきた森の刈り払い作業を行うほか、継続して実施している海岸マツ林健全化作業や地元小学校での「植樹会・森林教室」を行うこととしている。
 活動は、月1回のペースで実施、次回は6月23日に仁賀保高原での下刈作業を行うとのこと。暑くなるので、体調に留意しながら森づくり活動を楽しんでもらいたい。