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4万本を達成した植樹活動(鳥海山にブナを植える会) 

秋田県水と緑の森づくり税(森林ボランティア活動支援事業)を活用しています 
 
  平成29年10月28日、23回目となる鳥海山にブナを植える会(須田和夫会長)の植樹活動が、にかほ市象潟町の鳥海山3合目付近の霊峰公園周辺で開催された。
 今年は、植樹活動が始まって累計40,000本となる記念の植樹会となった。秋も深まりつつあるこの日、県内外から約140名の人々が駆け付け、楽しみながら600本のブナの苗を鳥海山に植え付けた。
 
植樹活動 
   
  • 開会式会場で、植樹の方法を伝えて植樹会場へ出発する。参加者は6つの班に別れ、それぞれ班に付いた会員が実地に植樹方法を伝授する
   
  • 今年の植樹場所は、公園だった頃芝生広場だったそうだ。参加者は、決められた位置で早速植える穴を掘る。20cmほど掘ると堅い粘土層が現れる。このままだと根が土に入っていけないので、深めに掘り起こしながら土を砕いて植栽することとする。 
   
 
   
  • 1本1本ていねいに、優しく植え付けていく。 
   
  • 今回は、象潟公民館に所属する友遊クラブの小学生など19名が参加した。放課後や週末などに、様々な体験活動や地域住民との交流活動を行っているとのことで、このブナを植える活動に参加するのは初めてのことだという。 
   
   
  • 「土が堅くて、おじさんたちに掘ってもらったよ。元気に育って欲しい。」との願いを込めて植えたそうだ。目印の杭に、自分の名前とメッセージを書きました。 
 
 4万本植栽達成行事
   
  • 記念植樹は、八峰町から参加の海と川と空の塾長、友遊クラブの代表、国際ソロプチミスト本荘の会長が会員の助けを借りてブナの苗木を植え付けた。
   
  • 友遊クラブの子どもたちに協力してもらい、記念標柱の除幕。「ここまで続けて来られたのも会員一人ひとりの努力や、地域の方々のお陰」と、感慨もひとしおでした。 
 
 
  • 2011年に3万本を達成した時から、6年の歳月をかけて4万本を達成した。この3万本達成地では、植栽後に追肥や刈り払い作業を実施してきた。深い雪、強い風、厳しい土壌条件で生育に苦労しているが、頑張って上へ上へと伸びている。少しずつであるが、地道に継続していくこと、これが森づくり活動の基本であろう。