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海岸林の健全化活動を実施(TDK社友会環境同好会) 

秋田県水と緑の森づくり税「県民参加の森づくり事業」を活用しています
 
 TDK社友会環境同好会は、象潟町向山地区にある九十九島の森植栽地での刈り払い作業や仁賀保高原での森林整備活動をこれまで継続的に実施している。7月20日、この日はにかほ市金浦赤石海岸林で林床を覆った松葉の掻き取り作業を行った。
 落ち葉かきは、落ち葉が堆積して土壌が肥沃化し、広葉樹や草類が侵入することにより、海岸林を構成する主樹種のクロマツにとって生育に悪影響を与えるのを防ぐための作業だ。
 
 
  • このエリアは県有保安林で、会が県からボランティア活動の場として平成16年から借り、ニセアカシアの除去や松食く虫被害の早期発見など海岸林の健全化に取り組んできたところである。
    30℃近くと気温の上がったこの日は、朝の9時から作業を始め1時間半程かけてきれいな海岸林に仕上げた。
   
  • 毎年活動しているので、落ち葉や枯れ枝を集めるだけで砂地が現れる。 
   
  • それでも大量に積もった落ち葉を掻き集めるのは容易でない。
   
  • 本日は、24名の会員のうち11名が参加した。みんなの頑張りで、見る間に砂地が現れた。 
   
  • ちょっと一休み。松くい虫の被害が大きかった時の話題や、きれいになった林を見ながら「松露もいくらか採れるようになったヨ。」との情報が寄せられる。海からの風が汗ばんだ身体に心地良い涼を与える。 
   
  • 落ち葉がきれいに掻き取られた。実生のマツも生育をしている。会員たちは、マツの生育を助けるように周りを特にていねいに作業をする。 
   
 
   
  • 皆さん、いい顔をしています。 
 
 暑い中、本当にお疲れ様でした