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もっと体験 !! もっと体感 !! 『第9回 里山スクール』

 森に親しむ会
 今回で、9回目を数える「里山スクール」 は、子供達に、身近にある地域の里山の働きに興味を持ってもらうため、由利本荘市東由利在住の林業家  阿部重助氏所有の「山遊庭の森」で、平成30年10月23日(火)、由利本荘市立東由利小学校の学童50名(3年生26名、4年生24名)を対象に実施された。
   
 「山遊庭の森」は、東由利小学校の校歌に”流れは清し高瀬川”と唄われている高瀬川沿いの人家に近い、丘陵地帯にある手入れの行き届いた庭園(森林)である。本日の体験は、枝打ち、栗拾い、キノコの収穫である。
   
森に親しむ会会長、東由利小学校校長先生の挨拶で、体験開始。
 
 枝打ち体験
   
庭園内の歩道を、弁慶がナギナタを持つように、枝打ちノコを持ち、スギ造林地へ移動
   
児童達に枝打ちの方法や、刃物の危険さを教える所有者の阿部重助さん、そして山のベテラン指導者
   
   
自分の背丈より長い、枝打ちノコで一生懸命枝打ちをする。枝打ちされた木はきっと立派な無節の柱材になるでしょう。 
 
 栗拾い体験
熊さんに負けないよう、真剣に虫腐れが無いか見極めて、栗拾いを楽しんだ。 
 
 キノコ収穫体験
 
   
   
キノコの収穫は初めての児童も多く、”根元から採るように”との指導を受けながら、見事に発生したナメコを収穫した。
同じ庭園内で栽培している今年のシイタケは不良のようである。
   
 枝打ち、栗拾いそしてキノコの収穫体験を終え、3年生の女子児童が”枝打ち体験で、力が必要だったが、あまり力が無く、これから身体を鍛え、来年また枝打ちに挑戦したい”と感想述べ、次回の体験を楽しみにしているようだった。
 自分たちで収穫したナメコを箱いっぱいお土産にもらい、”明日の給食だあー”と喜びながら、オーナーに御礼を述べ、”またきてねー”と孫を思うような優しい言葉に送られ、学校への帰路についた。