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秋田県水と緑の森づくり推進事業から 

 母なる森林 『 ブ ナ 林 』 の復活を目指し育林活動

 秋田県森林ボランティア団体  鳥海山にブナを植える会
 
 残雪と新緑の鳥海山(にかほ市象潟町横岡付近より)

 令和元年6月8日(土)、里では連日の猛暑が続き、少しは雨が欲しいと思われたこの日、会員達の願いが通じたかのように、雨が降り、絶好の育林活動日和だった。
 育林は昨年秋の植樹祭(平成30年10月27日実施)で植栽したブナ(600本)の追肥、支柱補強、根踏みなどと、2015年植栽地の除伐作業を会員14名が参加し、将来の美林を思いながら行った。

 同会では、1994年から昨年までの24年間で42,701本の植栽と育林を続けており、今年で25年を迎える。
ブナは、80年で林を形成すると言われているが、会が植栽したブナ達も、立派な林を描けるような林相になってきている。
 霊峰公園駐車場 昨年の植栽箇所 
  • 「ブナは植えっぱなしではいけない、手入れをした植栽地は成長が良い」との須田会長の挨拶で育林活動開始 
  • 今回の施肥等の育林を行う箇所 
  • 各自バケツに小分けされた肥料(混合有機質肥料4:3:2)を一握り根元にばら播く 
  • 雪や風により被害を受けた苗木の支柱補強、打ち直し、根元の踏みつけを実施 
  • 2015年に植栽した箇所、会員の背丈よりも伸びた雑草木の刈り払い(除伐)を、鎌や、刈払機を使用し刈り払った 
  • 育林活動に参加した会員 
  • 今秋(10月27日予定)の植樹祭会場予定地 
  • 1996年植栽地(霊峰公園駐車場隣接地)
  • 1999年植栽地(霊峰神社上方、一番高所の植栽地) 
  • 2013年植栽地(霊峰公園内) 
  • 約60年前の伐採した跡地に更新したブナ林(矢島ブナ二次林公園)