秋田県水と緑の森づくり推進事業から |
地域のシンボルを取り戻そうと小学生がツル切り体験
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大仙市立中仙小学校 |
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- 令和元年7月2日(火)、大仙市立中仙小学校(戸嶋 藤典 校長 児童数165名)の6年生38名が『守ろう 伝えよう 地域の宝 八乙女山』をテーマに森林環境学習を、戸島校長先生、担任の今野先生の引率のもと、中仙地域のシンボル「八乙女山公園」で、桜に絡まるツタやクズのツル切りと、桜の萌芽の切り取りを「八乙女山を守る会」会員(10名)の指導で体験した。
- 八乙女山の桜は、今年の春、大正8年に高橋竹治翁らが植栽を行ってから100年目の見事な花を咲かせた。地域の誇りである「八乙女山の桜」が、地域の皆様に愛され、生活の一部として浸透している事が、小学校のホームページより伺うことが出来る。この日の体験では、「八乙女山を守る会」熊谷会長も「この地で桜を守ることはツタとの戦いである」との桜愛を感じる挨拶であった。
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- 守る会、皆川さんから「ツタは素手で触るとかぶれる、釜は鋭利で切れるので取扱に注意をすること」等のアドバイスを受け、各自釜を受け取り、いよいよ作業開始
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- 体験学習の”ツル切り”について、指導者から「なぜツルを切るのか?」との問いに「ツルに栄養が採られ、桜の木が弱るから」と答え、「独学で知った」と答える、頼もしい児童がいた。
学習の後半で同じ質問をすると、「巻きつくことで、木が折れ、枯れる」も加っていた
クズは桜や、樹木には害になるが、葉は家畜のエサになり、根はクズ餅の原料になる、全てが厄介者では無い事も学んだ。
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- 児童達の代表が、普段出来ない体験をした事等を発表した
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- 突然、参加者全員に、誕生祝いに歌をプレゼントされ照れる小松君
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- 守る会、高橋副会長の「家に田んぼのある人は?山のある人は?その山に行ったことのある人は?」の問いかけに、だんだん人数が減ってしまった。
「何かの機会に、今日体験した事を思い出し、この公園や山に来て欲しい」と挨拶があったあと、児童達から「八乙女山を守る会」への御礼の言葉があり学習会を終了した。
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- 八乙女山公園は、道の駅なかせんから車で3分と、アクセスも良く、新奥の細道「堂山と八乙女山を巡るみち」(問合せ先:大仙市中仙支所市民サービス課 0187-56-2111)、「東北・夢の桜街道」等に指定されており、中仙小学校や、森林ボランティア団体「八乙女山を守る会」が毎年「秋田県水と綠の森づくり税」を活用し、手入れをおこなっています。
きかいが有りましたら是非訪れて見て下さい。
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