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秋田県水と緑の森づくり推進事業から 

第13回 『上沼の森』植樹会

 森林ボランティア団体 米代川源流自然の会
 眼下に花輪盆地を一望できる植樹会場 上沼(うわぬま)の森
  • 令和元年9月7日(土)、13回目を迎えた、『上沼の森植樹会』が、森林ボランティア団体「米代川源流自然の会」(会長宮野和秀、会員数40名、鹿角市十和田大湯)主催で、会員を始め、市内外から約60名が参加し行われた。
     「米代川源流自然の会」の主な活動は、植樹会場である上沼の森(米代東部森林管理署管理の柴内山国有林3112林班)で植樹、環境美化、生息調査等を行っている。
     植樹会場である上沼の森は、以前「市営牧場」であった、20数年前に廃場となったため、かつての広葉樹の森に復元し、水源のかん養、土砂の流出防止に貢献する事を目的に、米代東部森林管理署及び秋田県等と協議を重ね、平成17年より、広葉樹を主体に植樹活動を進め、これまでに約14,000本を植栽した。
      今年は、ブナ、ミズナラ、ナナカマドそしてオオヤマザクラの苗木900本を植栽した。
    また、「米代川源流自然の会」は、これまでの活動が認められ、令和元年8月に秋田県知事より『環境大賞』を受賞した。
   
挨拶と、受賞を報告する宮野会長  受賞した『環境大賞』 
  • 植樹当日は、好天に恵まれ、宮野会長が「植樹を進める山林は200haも有り、他の会の人達や、関係団体との連携をはかり、次世代に引き継ぎ、原風景を取り戻したい」の挨拶に続き、米代東部森林管理署、秋田県、鹿角市の挨拶、鹿角森林組合の職員による植樹指導を受け、植樹を行った。
   
森林は、私達の生活に大きな恵みをもたらす。と挨拶をする
秋田県鹿角地域振興局 相馬課長 
天然林と人工林の手入れの違いを話す
米代川東部森林管理署 吉川森林指導官 
   
一斉に植樹を開始  植栽した苗木 
   
   
   
   
植樹を終え標柱の前で記念撮影  令和元年年号と共に成長を願い植樹終了
 
令和元年「上沼の森植樹会」の参加者 
   
平成17年植栽地
   
 平成28年~平成30年植栽地
  • 「上沼の森」は名峰「五ノ宮嶽・皮投嶽」の登山道入口付近、花輪盆地を一望出来る眺望の良いところに位置し、交通のアクセスにも恵まれ、美しい草花や山菜、キノコの宝庫である。
     人間の美味しい物は野生の動物達も好物です、決して無理をせず、一度訪れて下さい。 
   
   
  • 登山者や、山菜採りによる火災も発生しているようです。
    植栽し、育てた木々も一瞬にして消えてしまいます。
    入山の際は、充分に注意しましょう!!