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 県民参加の森づくり事業を活用

上沼の森で第14回植樹会を実施

           秋田県森林ボランティア団体  米代川源流自然の会(鹿角市十和田大湯地区)

 令和2年9月5日 鹿角市上沼牧野跡地において、米代川源流自然の会が植樹会を実施しました。前日は、台風10号の影響により県内各地に大雨警報がでるなど開催が心配されましたが、当日の花輪市内は30°Cを超える予報の中強い日差しが照りつけました。
 市内から花輪越に向かい、上沼への作業道を上がっていくと牧野跡地が開けますが、標高は800Mを超え、市内とは600m以上の標高差があるためガスがかかり、肌寒いほどの天候でした。
 2000年から有志で植林を始め、2004年からは森づくり税を利用して活動を広げ、今まで10.5ha、約15000本の苗木を植栽しており、大雨や災害のため2回の休止をはさみ、今回が14回目となります。

  • 雲に覆われた植栽地、下界の暑さがウソのような?
  • 宮野会長から牧野跡地の植栽の経緯や、地球温暖化や土砂災害防止に森林が果たす役割について説明がありました。
  • 来賓の米代東部森林管理署長からは広葉樹の保水機能や苗木の植え方などのお話がありました。
  • 森づくり税を利用した活動のため、鹿角地域振興局の田村森づくり課長と担当の畠山さんはのぼりを立ててPR!
  • 森林組合の職員からは苗木の植栽について実演がありました、しっかり周りを踏みつけて!
  • 50名を超える参加者が集まりました。
  • 最年少参加者は、小学3年生、お母さんと一緒に頑張っています!自然が大好きとか。
  • 植栽したオオヤマザクラ、この日はブナ、ミズナラなど900本を植栽しました。
  • ヤマボウシの苗木
  • 皆さん一生懸命植樹しています。
  • 記念の標柱をしっかり立てて!
  • 昨年の植栽地は順調に育っています。
  • 無事植樹会終了!小学生の彼がおじいさんになる頃には、周辺は立派な広葉樹林になっているに違いありません。クマの出没もなく良かった。