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県民参加の森づくり事業を活用

 「秋田市仁別 ひんがしの森」でブナの植樹

 秋田県森林ボランティア団体  秋田市立秋田東中学校地域後援会
  •  令和2年10月3日(土) 秋田市仁別の秋田市立東中学校の学校林である「ひんがしの森」でブナの植樹が実施されました。
     太平山スキー場に対面する市有林の斜面約3haを、PTA会長名で秋田市から借り受け、植栽に適した半分ほどの面積に平成15年からブナの植栽を続けてきたそうです。旧藤倉中学校が廃校になり、仁別地区が東中学校の学区に編入されたことを機に地域後援会の方達が中心になり植栽を始めたということです
     例年は東中学校の2年生150人ほどが植栽に来ているそうですが、今年はコロナ禍のため中学生の参加は中止となり、森林ボランティアとして大学生8人と高校生9人が参加しました。
     なお、ひんがしの森とは、東を「ひんがし」と読んだ古語で、東中の校歌にあることから名付けたそうです。
  • 平成15年の学校創立50周年の際に建立された記念標柱、それ以来2000本以上のブナを植栽してきました。
  • 太平山スキー場「オーパス」の駐車場のすぐ向かいの斜面が植栽地で道路からもすぐです。
  • 全員揃って開会式、検温、マスク着用など屋外でもコロナ対策万全です。
  • 地域後援会会長の佐藤さん、「SDGS」での森林の取組を紹介しながらあいさつされました。植栽は一段落したので、今後は保育を中心に続けていきたいとのことです。
  • 東中学校の佐藤校長からは、今回の中学校の参加者が1人だが、来年は例年通りみんなで来たい、とのお話がありました。
  • 事務局の一関さん、コロナ対策で悩んだそうですが、準備万端でした。
  • 地域後援会で、地拵えをされた齋藤さん、地元で林業関係の仕事をされているプロです。
  • 笹地のため笹の根がはびこり、以前植栽したものの枯れてしまったところを補植します、深く掘らないと笹の層に邪魔されます。大苗を植えて、ウサギの食害に備えます。
  • 校長先生も一生懸命です。地域後援会の皆さんも。
  • 学生さん達も急斜面で頑張っています!
   
  • 植栽終了後に、東中学校のOBの大学生が、中学2年の時に転校したため当時の植栽活動に参加出来ず、今回同級生が植えたであろうブナを是非見たいということで山道を歩いて登り、立派に育っている姿に感激していました。
  • 来年こそは、中学生が参加してブナの保全活動を再開できるよう、コロナ禍が収まってくれれば、と願います。仁別にお越しの際は、是非ご覧ください、スキー場駐車場の向かいで道路からすぐの場所です。