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県民参加の森づくり事業を活用

 令和2年度 二ツ井高校白神プロジェクトフィールドワークを実施

 秋田県森林ボランティア団体 NPO法人あきた白神の森倶楽部(藤里町粕毛地区)
  • 先週の大雨で順延となっていたましたが、令和2年9月11日、藤里町粕毛地区などでNPO法人あきた白神の森倶楽部が二ツ井高校1年生、3年生とともに植樹や岳岱でのブナ林観察などを実施しました(2年生は別行動)。
     白神山地を教材とした自然学習を通して、世界自然遺産「白神山地の」魅力を伝えることのできる生徒を育成することを目的としています。
     午前中にブナを植栽し、午後は岳岱を散策したり、白神山地世界遺産センターを視察しました。
  • この日は、晴天に恵まれ一週間前に中止になったのがウソのような天気です。
     二ツ井高校の一年生18人、3年生20人が参加しました。ボランティア約10名と林野庁藤里森林生態系保全センターからも山内指導官以下3名が参加されました。
 白神の森倶楽部の事務所前に集合。   見上理事長から激励?のあいさつ。
  植栽を待つブナの苗木200本   いざ道路を挟んだ事務所向かいの植栽地へ
  • ブナの植栽
 植えやすくするため、植栽地を下刈りしたNPOの竹中さんからあいさつ、東京から移住し地元で木工をしながら農家民宿を営んでいるそうです。  ブナの苗木を出荷した田村さんから植栽方法の説明。苗木は播種後4~5年生です。先週用意したため葉の色落ちしたものは交換したそうです。
  NPOの山田さんも植栽指導   校長先生も頑張っています
  記念標柱は3年生が穴掘り   森づくり税もしっかりとPR!
 
  • 植栽地の入り口でも全員で記念写真
 岳岱自然観察教育林散策
 岳岱の入り口の案内板   藤里森林生態系保全センターの職員の方と白神ガイドの方が3年生を案内しました。(1年生は遺産センターを先に見学)
  3班に分かれて、林内を散策、林内歩道はバリアフリーで車いすでも見学できます。   センターの女性職員から在来種のハンゴンソウの説明、最近増えてきた外来種のオオハンゴンソウを駆除するために苦労しているそうです。
  岳岱の主、400年生のブナ   胃腸薬にもなるコルク肌のキハダの大木
  • この後、白神山地世界遺産センターを見学して無事解散しました。将来的に生徒さん達が白神山地を通じて地元を愛する大人になって欲しいと切に感じました。