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 R4.3.26 鳥海山にブナを植える会が育苗活動を開始

 秋田県森林ボランティア団体 鳥海山にブナを植える会
  •  令和4年3月26日 にかほ市象潟町関字栗剥山地内で、鳥海山にブナを植える会が今年の育苗活動を開始しました。県内でも最も熱心に活動を展開している同会ですが、今年最初の活動で、この日を楽しみに待っていた会員が22名集まりそれぞれ手慣れた作業をしました。これから毎月苗圃の手当をして、秋の植樹祭に選抜した苗を山に植栽するということで、地味ですが大事な作業です。今後も追っかけ取材をしていきたいと思います。
     真っ白な鳥海山が間近にそびえる苗圃ですが、さすが象潟、周囲はすっかり雪も消え春風の中フキノトウも顔を出し、春を迎えました。
     ただ、強風によりスギの花粉が飛びまわり、一時は鳥海山が霞むほどで花粉症の私(福井)にとっては目鼻グシュグシュの一日でした。
  • 作業後の集合写真。秋田市から伊藤ご夫妻と私の3名、大曲から小泉さんが参加され、それ以外は地元象潟の方々です。
  • 日沿道の象潟ICから1kmほどで苗圃に着きます。目印のブナを植える会ののぼりが出迎えます。右は苗圃の入口のお手製看板です。
  • 鳥海山が目の前に見えますが、まだ真っ白です。苗圃の遠景、苗圃は須田会長所有の畑です。
  • 大曲から参加している小泉さん、8時過ぎには現場に来られて火をおこしています。 芽が出てきた苗木もあり、もう春です。
  • 作業の開始にあたって、今年最初の作業でもあるので須田会長から挨拶がありました。齋藤育林部長からは本日の作業について、冬期間痛んだ防風ネットの修理、苗木の植え替え、苗圃の草取り、苗木の剪定などの説明がありました。
  • 苗木が上に伸びるように下枝を剪定するそうです。早速皆さんそれぞれの仕事に取りかかります。
  • 苗圃にはウサギの糞がありこちにあり、ブナの枝もウサギの被害を受けています。雪が多かったのでウサギも食料に困っていたのでしょう。
  • 女性陣の草抜きはかがみながらのなかなか大変作業です。男性陣は鎌で草刈りです。
  • ブナの苗木の植え替えも無事終わりました。昼過ぎには雨が降り出したのでちょうど良いタイミングでした。
  • 作業中のもぐもぐタイム!女性軍の手づくりのおやつが沢山出てきて、一同和気あいあいと情報交換です。遠方からの参加者のあいさつもありました。
  • 雑草が無くなり、すっかりキレイになった苗圃。壊れていた防風ネットも直りました。
  • 苗圃のネコヤナギ、フキノトウも花が咲き春本番ももうすぐです。いよいよ森林ボランティアシーズンが始まりました!