本文へスキップ

 R3.10.30 角館里山再生プロジェクトが七面山で植樹祭を実施

  秋田県森林ボランティア団体 角館里山再生プロジェクト
  •   令和3年10月30日 仙北市角館七面山で角館里山再生プロジェクトが地域・都市交流里山体験としてベニヤマザクラの植樹祭を実施しました。
     同NPOは、前日も外ノ山で支援学校の生徒さん達を招き里山遊びの体験を実施するなど色々な活動を通して地域興しに取り組んでいます。この日は「里山地域貢献パートナー協定締結」事業として開催しました。
     森づくり税事業としては古城山の整備を行っていますが、税事業の趣旨としてはこういう活動も対象になっても良いのでは?と思われます。
  •   田口仙北市新市長を囲んで記念写真。伊藤園から8人、仙北市から市長を含め3人、NPOから10人集まりました。
  •  現場は、角館駅から秋田寄りに行き、新幹線の跨線橋を越えてすぐのところです。現場から新幹線こまちが間近に見えます。NPOでは新幹線のお見送りプロジェクトもやっておりコロナ禍前は観光客に好評だったそうです。
  •  まずは植樹式典の前に下準備の作業の開会式です。伊藤園の方やNPO関係者が跨線橋下に集合しました。
  •  佐々木正巳理事長から開会あいさつ、連日ご苦労様です。菊地副理事長から作業の手順などの説明がありました。
  •  下刈り機や植樹用の器具など準備万端です。伊藤園の方に指導員が付いて作業の練習をします。
  •  新幹線側から観た七面山です、車窓から観るとこんな感じでしょう。サクラが咲けば観光客を歓迎してくれるような位置です。
  •  植栽の準備として、苗木を支える鳥居支柱を設置中、県林業職のOBである佐々木誠副理事長(青ジャンパー)が自ら頑張っています。周辺の森林も見通しが悪かったそうですが、会員が整備を進めた結果峰まで見えるようになったそうです。
  •  水路沿いに砂利敷きの歩道が整備されていました、これもNPOの方々が自力で整備されたそうです。以前は広葉樹の枝が水田近くまでかなり張りだしていたのですが見通しが良くなりました。
  •  支柱も良い具合に出来てきました。
  •  空き時間にNPOの会員が伊藤園の方を七面山のお堂などを案内しました。夏の支援学校の清掃によりキレイな状態でした。ここでも甘い香りがするのでみたら、やはりカツラの大木がありました。角館のお寺は山にカツラを植えているのでしょうか?
  •  いよいよ市長も到着し、植樹の式典が始まりました。田口新市長はこの日から市長に就任したそうですが、土曜日のため庁舎への出勤より早く市長としての初仕事になったそうです。昨日は教育長さんが来ましたし、仙北市の市民運動への思いが強く感じられます。
  •  市長の挨拶中にも新幹線こまちが通ります、グッドタイミング!伊藤園の阿部北東北営業部長さんからは「伊藤園ではSDGSに協賛し、環境保全への取組に支援している、今日は頑張って下さい」と挨拶がありました。 
  •  佐々木誠副理事長からNPOを代表してお礼のあいさつ、菊地副理事長からは植栽の作業が説明されました。
  •  記念すべき新市長の初仕事!です。仙北市の広報表紙を飾るはずです。
  •  4本のベニヤマザクラの大苗が無事植樹されました。将来新幹線で角館駅を出発してすぐに左側の車窓を観ると春には美しいサクラが手を振ってくれるはずです。