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県民参加の森づくり事業を活用

 R3.10.3 子育てキラキラフェスタ 2021 の開催

 秋田県森林ボランティア団体 アミュージングサポートあ☆そ☆ぶ
  •  令和3年10月3日(日)に大館市ニプロハチ公ドーム(大館樹海ドーム)パークセンターにおいて、副テーマを「『木育』つながる森のめぐみと子どもたち」として、標記フェスタが開催されました。
     アミュージングサポートの河田代表の下、大館市が育成した木育インストラクターの協力や、秋田市からおもちゃコンサルタントマスターの佐々木さん、おもちゃコンサルタントの泉山さんが会場指導等にも加わり、1日で354人が訪れるなど盛会裡に終了しました。 
  • 会場のパークセンターでは、新型コロナウィルス感染防止対策として、
     ○クラスター対策として、入場の際に名前、連絡先の記入。
     ○県外往復した場合は、最後の移動日から2週間以上経過していること。
     ○入場の際は、検温手指の消毒、マスクを着用。
     ○発熱、体調の悪い場合はご来場を遠慮。
     ○1時間入場入れ替え制、室内のおもちゃの消毒
     などが徹底されていました。
  • 午前10時からは、屋外でネイチャーゲームが行われ親子参加で森を楽しんでいました。カエンタケという大変危険なキノコが発見されているので注意事項の説明も行われました。
  • 入口付近には、大館市の産直販売店の「陽気な母さんの店」からキッチンカーも駆けつけ、おにぎりや弁当の販売もしていました。続々と来場者が訪れます。
  • パークセンターの展示ホールは広々としており換気、採光、ソーシャルディスタンスもバッチリです。使用に当たっては、大館市役所福祉部の乳井子ども課長さんが尽力くださったそうです。
  •  大館市では、子どもさんが誕生した時に希望に応じて「秋田犬のプルトイ(左) 制作:(株)サンテックス=かわいらしい秋田犬がモチーフのプルトイ犬小屋」か「百年杉の森の積み木 制作:大館工藝社=曲げわっぱの材料となる樹齢100年生以上の秋田杉でできた積み木木箱」をプレゼントするそうです。
     ちょうど森の積み木を作成している大館工藝社の三ッ倉社長さんも会場を訪れており、いろいろお話をさせていただきましたが「曲げわっぱの原料となる天然秋田杉が無くなり、次代を担う150年生の高齢樹材も先行きが見えない。コロナ禍で製品もなかなか売れないので県内の宿泊施設などで使ってもらえるような行政の支援があると助かる、伝統工芸を絶やすわけにはいかない」と80歳になられたそうですが、力強くおっしゃっていました。
  • 子供達は木のおもちゃに夢中です。樹海の森の「やまの♨」は最高ですね!
  • 大館鳳鳴高校生が積んだ積み木を会場にいた10月生まれの男性が御指名で崩しました、ちょっともったいない気がしますが、これもゲームです。
  • 窓側には、猫の木のブローチ、木の動物&乗り物コースター、ネイチャークラフトの壁掛け、木育インストラクターによる似顔絵、など様々なコーナーが設けられ、佐々木さんや泉山さんは凧作りを手伝っています。
  • 屋外には、杉の丸太切りやトンカチトン(木材の組み立て)のコーナーもあります。
  • お話しコーナーでは、木育インストラクターの佐々木さんから、かわいい赤ちゃん数え歌やおもちゃの踊りなどのホッコリするお話しがあり会場の小さい子どもさんも大喜びでした。大館鳳鳴高校生からも絵本の読み聞かせがありました。
  • 1時間ごとの休憩時間には、スタッフによるおもちゃの除菌が行われました。ザ除菌バスターという器具で除菌液がミスト状に大量噴射され手軽に消毒できるそうです。コロナ禍では必需品です!
  •  ネイチャーゲームをやっていた屋外の森では、他の団体が主催で、子供達が木のおもちゃの組み立てやハンモック、バーベキューなどで遊んでいました、色々な団体が一堂にイベントを開催しているので楽しく過ごせます。
     今回は、天気もよく多くの家族連れが訪れましたが、これも市役所や関連の皆さんの暖かい支援のおかげで大館市で育つ子どもさん達はつくづく幸せだな、と感じました。
     乳井課長さんに「盛況で良かったですね」と言ったら「河田さんのような熱心な方がいてこそできることです」とのお応えでした、今後も木育に頑張って下さい!