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県民参加の森づくり事業を活用

 R3.7.18 湯沢市森人の会が森林整備活動を実施

 秋田県森林ボランティア団体 森人の会
  •  令和3年7月18日(日)湯沢市小野字大清水地区「雄湯郷(ユートピア)手づくりの森」において、森人の会が森づくり活動を行いました。場所は2017年に県の森林祭が開催された東山公園(現在廃止)に隣接する森林です。作業は、はるかのひまわり(阪神大震災のひまわりで、会のメンバーが三陸復興活動に参加した際に種を頂いた)の周辺整備、ウッドデッキ・ウッドテラスの補修、ホダ木の整理、に分かれて行われました。
  •  森人の会では、4月から毎月作業を行っていますが、この日は今冬の大雪でウッドデッキがかなりダメージを受けたため、前回の作業で土台を含めて設置し直したものに床板をねじで留め、クレオソートを塗ったりと作業が複雑です。
     作業前に片野会長から詳しい説明がありました。参加者は昨年同様、湯沢市文化会館で一度集合してから現地に相乗りした方もあり、12名の参加者のうち女性が7名でした。終始笑い声の絶えない楽しい作業で、かんかん照りの暑い日でしたが、樹陰では快適で森林浴そのものでした。
  • はるかのひまわり、雄湯郷の森入口に今年も大切に植えられています。
  • 会が活動の際に休憩等に利用している「ふるさと村山荘」は健在です。右側の建物は今回利用した集会所です。ただ、隣接する東山公園が廃止となり、水道施設も廃止されたため、公園から水道を分けてもらっていたここの施設も水道を使えなくなり、特に女性の会員が多いので、大変不便になったそうです。昨年の記事でもお伝えしたとおり、キャンプ場も備えた立派な森林公園でしたので至極残念です。森づくり税の活用で何とかならないでしょうか?今でも多くの人が訪れているそうですが。
  • ホダ木の整理班は、仮伏せしていたホダ木を本伏せし直しました。
  • ウッドデッキの補修は、一度剥がした床板をドリルでねじ留めし、板にクレオソートを塗っていきます。それぞれの連係プレーで女性陣も頑張っています。
  • 土台は、前回の作業で全部取り払って付け直ししたそうで、昨年よりも床下が広くなった感じです。作業中は森づくり税のPRののぼりを立てています。
  • 昨年は、オガ粉を撒いたところから100匹以上のカブトムシが自然に発生したそうですが、今年は孵化した跡がなく、年によって違うのかな?
  • ウッドテラスもフェンスを設置していきます。
  •  ウッドデッキの真ん中にナラの木が生えていますが、ヒグラシが皆さんの作業を見守っていました。ヒグラシは秋の季語になりますが、これから夏本番という時なのに温暖化の影響でしょうか?
     今後も森づくり活動を月一で実施する予定で、秋には「いもっこ鍋」をやるそうですので是非また取材したいと思います。