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県民参加の森づくり事業を活用

鳥海山にブナを植える会が育林活動を実施

 秋田県森林ボランティア団体 鳥海山にブナを植える会
  •  令和4年6月11日(土) にかほ市象潟町の鳥海山にブナを植える会が鳥海山2合目の昨年秋に植樹を行った元クリ園を中心に、会員16名が参加して、追肥作業班と下草刈り作業班に分かれて育林活動を行いました。同会の苗畑においては、今年すでに3回の育苗活動を実施していますが、今回は育林作業になります。
     また、この日は霊峰公園近くのTDK社員が以前ブナを植栽した場所で、同会会員の指導の下、TDK社員33名が参加し追肥作業も行われました。地域を巻き込んだ活動は素晴らしいと思います。
  •   この日の参加メンバーです。皆さんやや緊張気味です。
  •  須田会長からは全国出場を決めた地元TDK野球部の紹介があり、「私たちはブナを植えている会ですが、植栽後も育林活動により見守り続けることが大事です」とあいさつがありました。
  •  齋藤育林部長からは、追肥作業班と下草刈り作業班に別れて活動する手順の説明がありました。
  •  追肥作業班の作業の状況。
     設立当初から毎年参加している竹内さん(前回の記事でご紹介しました、マラソン大好きな方です)は、「広葉樹の大量伐採やそれを大型トラックで運搬するのを見てきたので、鳥海山に昔のようなブナ林を再生したいと思って参加している」とおっしゃってました。
  •  下草刈り作業班の状況。
     こちらも毎年参加している齋藤栄子さんは「今日は下草刈り作業なので、植栽したブナが雪などで折れていないことを願いながら、またブナに絡まったツルを外した時はブナを助けたっていう気がする」とのことでした。
     皆さん育苗活動と変わらず、いつも情熱とやる気をもって熱心に取り組んでいる姿が印象的でした。(文責:森合)