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県民参加の森づくり事業を活用

 鳥海山にブナを植える会がいよいよ今年の活動を開始!

 秋田県森林ボランティア団体 鳥海山にブナを植える会
  •  令和5年3月25日、にかほ市栗剥山の苗圃において今年最初の育苗活動が行われました。長い冬を経て、待ちに待った森林ボランティアシーズンの幕開けです。鳥海山のすぐ近くですが、この日は、黄砂とスギ花粉が重なり、山が霞んで殆ど見えないくらいでした。強度の花粉アレルギー患者である私にとってはかなりつらい状況でしたが、すっかりお馴染みになった皆さんと楽しく作業することができました。鳥海山も今回の暖冬、と最近の急速な気温の上昇でこの時期には全山が真っ白なはずですが、あちこち雪解けが進んで地肌が露出していました。
     今年も積極的に活動に参加して、HP上で紹介し、森林ボランティアを皆さんに体験してもらえるようにしますのでよろしくお願いします。
  •  今回は16名の方が参加されました。日沿道の象潟ICを下りて直ぐの風力発電機の近くに苗圃があります。今年は雪が少なく、冬期の荒天も少なかったということで、回りのフェンスも殆ど傷んでいませんでした。
  •  苗圃の近くの藪では、ヤナギの花やアケビの芽が出てきており、春到来を感じます。
  •  苗圃の隣の空き地にちらほらと黄色い花が咲いているので近づくと、菜の花でした。大潟村の菜の花ロードでは連休辺りにサクラの花に合わせて菜の花も咲きますが、象潟の山中でもう咲いているのでビックリしました。
  •  続々と皆さんが集まりますが、既に8時半には草刈り機のエンジン音が鳴り響いていました。
  •  冬越ししたブナの苗と苗圃です。苗圃にはかなりの雑草がはびこっています。今年は雪消えが早く雑草の伸びも早いとか。
  •  今年最初の活動なので、須田会長からあいさつあり、松本副会長からも話しがありました。
  •  その後はそれぞれの持ち場でひたすら雑草を退治します。屈んでの草取りは中腰の姿勢なので腰痛持ちには厳しい作業です。
  •  疲れてきたなぁと思っていたら、恒例のもぐもぐタイムになりました。助かります!
  •  この日は、手づくりの玉子かんてん、麩の砂糖菓子、揚げ菓子のラインアップで美味しくいただきました。
    毎回ありがとうございます。
  •  ここで、昨年秋の植樹活動の際の集合写真が2月のさきがけ新聞に紹介されたことや、付近で偶然キレイな蝶が現れたので撮影して調べたら茨城が北限とされるツマグロヒョウモン(メス)だったことなどが報告されました。う~む勉強になります。
  •  休憩後はまた、作業に戻り、すっかりキレイになった苗圃を後に解散しました。お疲れ様でした。