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県民参加の森づくり事業を活用

鳥海山にブナを植える会が育苗活動を実施

 秋田県森林ボランティア団体 鳥海山にブナを植える会
  •  令和4年4月30日(土) にかほ市象潟町の同会の苗畑において、今年2回目の育苗活動を実施しました。県内でも最も熱心に活動している同会の魅力を感じるために、私もいろいろな活動にできるだけ参加して森林ボランティアのあり方などについて考えたいと思っています。
     この日は21名の方の参加でしたが、皆さん8時過ぎにはそれぞれが作業を始めており、特に開始のセレモニーもなく、どんどん自分の仕事をこなしています(というか楽しんでいます)。
  • この日の参加メンバーです。だんだん顔なじみになってきました。須田会長(前列中央)を囲んで笑顔が良いですね!
  • この日の苗畑から臨む鳥海山、だいぶ雪が消えてきて春らしくなってきました。
  • 苗圃の外見(青い遮壁の中)。私は早めに着きましたが、もうたき火も燃えさかり、刈り払い機も稼働していました。
  • ブナの苗木もすっかり芽が出てきました。
  • 一冬越したブナのポット苗をポットから外し、トロ箱で運んで苗畑に移植します。ポットから根が地中に張りだしており、掘り出すのが難儀なのとポットに根が食い込んでいるので鋏でポットを切ります。私も手伝いましたが汗だくになりました。
  • ポットを外した苗木を植え込んでいきます。育林部長も会長も黙々と植えています。
  • 他のメンバーは苗圃の草抜きですが、一月でかなりの雑草がはびこっており、今後はもっと大変になるそうです。誰が何をするという指示がなくとも皆さんそれぞれ自分の持ち場を理解して懸命に仕事しています。見事なチームプレーというか、長年培ってきた信頼関係なのでしょう。
  • とにかくあちこちで皆さん頑張っています。中腰作業が多いので腰への負担が大変だということです。
  •   お待ちかねのもぐもぐタイムです。この日のメインはコシアブラのおひたしと茹でたサシボ(イタドリの若芽)の串刺しでした。サシボは由利地方以外では県内でも殆ど食する習慣がありませんが、ぬるぬるしたなかにしゃきしゃきとした歯触りがなんとも言えないおいしさがあります。いつもごちそうさまです!
     大曲からお越しの小泉さん御夫婦、旦那さんは日本百名山を秋田県で初めて制覇された方で、しかも定年後に2回目の百名山制覇も成し遂げたそうです。2回目は定年後で時間があり、天気の良い日だけ選んで登ったので、その方が良かったとか!屋久島の宮之浦岳の話しで盛り上がりました。・・・お話しの続きをまた掲載します。
  • こちらは地元の横山さんですが、娘さんの祥子(さちこ)さんが二胡の日本の第一人者だそうです。5月15日に秋田市のアトリオンでコンサートを開催するので、興味のある方は是非ご鑑賞ください!
  • ムスカリが満開でした、すっかりキレイになった苗圃、来月も手入れに来ます!(これからが雑草の本番になると脅されましたが?)