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 県民参加の森づくり事業を活用

角館里山再生プロジェクトが支援学校と森林環境学習

 秋田県森林ボランティア団体  NPO法人角館里山再生プロジェクト
  •  令和4年10月14日(金)に仙北市角館外ノ山において、NPO法人角館里山再生プロジェクトが大曲支援学校せんぼく校小学部の生徒さんと里山の環境学習を実施しました。当日は素晴らしい好天で朝は気温が低かったもののお昼近くには気温が上がり過ごしやすい一日となりました。
  •  場所は、角館で最も歴史の古い天寧寺の本堂脇の林道を上がって行くと旧水道タンク跡の空き地がありそこで活動します。お昼頃になると陽当たりの良くなる一角で記念写真、トトロの森のようなところです。
     今年は落葉が始まっていないので、昨年のようなカツラの落ち葉の甘い香りはありませんでした。
  •  お寺の脇に外ノ山に向かう林道の入口があります。現場では既にスタッフの皆さんが準備をしています。
  •  元気な声が聞こえてきたと思ったら生徒さん達が、先生やNPOの青柳さん、後藤さんに先導されて学校から歩いてきました、元気一杯です!
  •  早速始まりの会です。今日の関係者の皆さんの紹介と顔合わせです。司会は黄色いヤッケを着た大澤さんです。
  •  秋田森林管理署の左から川上さん、加藤さん、小笠原さんが写真や絵で、森林の役割や種がどうして飛ぶのかなどを分かり易く説明してくれます。
  •  川上さんが、カエデの種がどうしてヒラヒラと舞って遠くに行くのか、そしてどうやってヒラヒラと舞うのか、実際に折り紙を折って、飛ばして見せます。生徒さん達も夢中になって折り紙を折って飛ばしてみます。
     森林管理署の皆さんは本当に芸達者です。ちなみに外ノ山は武家屋敷の裏山になりますが、殆どが国有林です、街中なので意外です。
  •  つぎは、散策道を登ってキノコのホダ木に向かいます、途中で木の実や落ち葉を拾いながら袋に集めます。
  •  残念ながらシイタケやナメコはまだ出ていませんでしたが、ヒラタケが大きくなっており一生懸命採取します。
  •  今度は2班に分かれて、集めた素材を画用紙に貼り付けてクラフトを作ります。木の実は貼りづらいので大きめの粘着テープを使ったり工夫します。
  •  仙北市教育委員会の藤村さんから絵本の読み聞かせがありました。小さなドングリが大きな木に生長していく話しです、生徒さん達も聞き入っていました。
  •  終わりの会では、佐々木理事長から「森を好きになってください」と締めくくりのあいさつがあり、NPOから参加記念のお菓子が配られて無事終了しました。
  •  最後に生徒さん達からお礼の言葉があり、来た道を元気に帰っていきます、来年も会いましょう!