本文へスキップ

県民参加の森づくり事業を活用

 特定非営利法人 角館里山再生プロジェクトが支援学校と森林整備

 秋田県森林ボランティア団体 角館里山再生プロジェクト
  •  令和4年7月6日(水)に仙北市角館町の妙徳寺において、角館里山再生プロジェクトが大曲支援学校せんぼく校の中学部生徒10名と一緒に、敷地内の大塚山と七面山の森林清掃を実施しました。天候不順が続いていましたが、当日は照りつけるような日差しでかなり暑くなりました。作業現場は大木が生い茂る環境なので、木漏れ日が気持ちよく、皆さん頑張りました。でも最後はかなり疲れたようでした。
  •  妙徳寺の正面です、近所の方が拝みにきていました。
  •  お寺の駐車場に行くには、105号線側から入っていくと、お寺前に道路が3本あり、真ん中の地下道が市立病院に抜ける道路、写真右側の道路を行くと妙徳寺の駐車場に着きます、初めて行くときは分かりづらいですが、105号線からも樹齢百数十年の三本枝垂れサクラが目印で見えます。なお、今年は4月22日からライトアップが始まり、3~4日で満開が終わったそうです。私も28日に訪れましたが、すでに花が散っていて残念だったので、来年こそは観たいと思っています。
  •  生徒さん達が妙徳寺まで歩いてきました、9時過ぎですが既に30℃を超えています。落合先生の指導の下、はじめの会が始まります。
  •  司会役と生徒代表による本日の意気込みなど役割分担しながら進みます。今日の目標は時間内にきちんと作業すること、ケガなどしないこと、会員とのコミュニケーションをとることの3つだそうです。
  •  佐々木理事長から主催者あいさつ、藤村副理事長から作業にあたっての注意点などの説明がありました。
  •  5班に班分けしてそれぞれの班にNPOの会員が付いて作業指導と安全管理をします。吸い込まれそうな98段のトトロの階段を上ると祖師堂があります。
  •  昨年は体力的に上の広場まで行けなかった傳農さんですが2年生になり頑張って熊谷先生と祖師堂まで登りました。ちなみに今回は秋田の森林活用協議会の沼倉さんも参加し、私と一緒に5班を担当しました。傳農さんと松本さんがメンバーです。
  •  沼倉さんが落ち葉や枯れ枝の集め方を実演します。傳農さんと松本さんは色々と質問やらお話しやらで、仕事しながらのコミュニケーションはバッチリでした。
  •  他の班も一生懸命作業しています!
  •  熱中症予防で作業の合間に休憩時間を取り、水分補給します。仙北市の広報の畠澤さんからインタビューされています、市の広報誌に載るのかな?
  •  祖師堂での作業が終わり、七面堂に移動します。下って登り返すのと歩道に岩があるので注意が必要です。気を付けて!
  •  七面堂でも皆さん頑張っています。松本さんはゴミを集めて豪快にシートの上に放ります。
  •  作業が一段落したので、小川住職から妙徳寺の由来やサクラや杉の説明などがありました、七面堂にある大きな杉は330年生だそうです。菊地副理事長からは、NPOの活動内容や支援学校との活動についてお話しがありました。
  •  作業が終わり、七面堂から祖師堂へ移動し、階段を下りて妙徳寺に戻ります。
  •  使用した道具を自分達で片付け、妙徳寺の会館に移動しておわりの会が始まります。
  •  生徒さんから小川住職に、角館の良さとはなんでしょうか?などの質問があり、住職が答えました。
  •  傳農さんから今日の作業の感想が報告され、小川住職、藤村副理事長、仙北市役所の畠澤さんに支援学校の作業製品がお礼として渡されました。
  •  藤村副理事長から「昨年から始まった皆さんの作業のお陰で山がキレイになった。三本サクラは国道からもライトアップが見えるので是非来年はサクラの季節に見に来て欲しい」とあいさつがあり、無事終了しました。生徒さん達はちょっとお疲れ気味でしたが、良い経験になったと思います。税事業により、地域の子ども達とのふれあい活動は県内各地で行われていますが、本当に素晴らしいと感じます!