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令和4年度森林ボランティア技術研修会を開催!

  •  令和4年7月26日と27日の両日に県北3地域振興局において標記の研修会を開催しました。今回のテーマは安全作業のためのソーチェンの正しい目立てです。
     昨年は開催寸前に新型コロナウィルスが拡大感染し県の警戒レベルが4に引き上げられ、、急遽開催を取りやめた経緯があるため今年は早めに予定しましたが、BA.5といわれる新型の変異ウィルスが全国的に急速に拡大する中、タイミングとしてはギリギリでした。 
     そもそも従来どおりクリプトンで一堂に会して研修会を開催するとコロナの危険度が高くなること、県北の皆さんはクリプトンまでの距離が遠いのと秋田市を超えて移動する必要があるため、なかなか参加出来ない等の理由から「出前研修」として企画しました。
     開催にあたっては、それぞれの地域振興局森づくり推進課の皆さんから会場の確保、設定など多大なる支援をいただきました、おかげさまで延べ16名の参加者があり、いずれの会場でも熱心なやりとりが続き時間が足りなくなるような状況でした、ご協力ありがとうございました。
     また、講師の秋田県林業研究研修センター特別講師の加利屋さんからは熱い指導をいただき、受講者の皆さんから「来てみて良かった、今までチェンソーの取扱は自己流だったがこれからはちゃんと目立てできる、また研修会をやって欲しい」などのご意見・感想をいただきました。来年度も開催する方向で検討します。
  • 鹿角会場(鹿角地域振興局3F会議室) 7月26日午後開催
  • 鹿角会場には9名の方が参加されました。大会議室には、受付で体温を測り、アルコール消毒してもらい入室します。持参のチェンソーを置き、最初はモニターによる講義を受けます。
  • 最初に木村林業振興班長から開会にあたってのあいさつがあり、加利屋講師の講義が始まります。加利屋さんの資料は非常に簡潔で分かり易い資料なのと、受講者を巻き込む話しで引き込まれます。
  • 講義中にも熱心な質問があります。
  • 最初は、加利屋さんが自分のチェンソーの刃について、その状況を説明します。
  • 皆さんが持参したチェンソーについて、1人1人のものを点検してアドバイスして、目立ての状況を判断しながら実際に加利屋さんが目立てします。その度に「おお!そうか!分かった!」との声が上がります。時には黒板に図解しながらの熱血指導です。
     鹿角会場では、2時間の予定を大きく上回り、VRによる伐採体験をする時間が無くなってしまいました。あまりの熱心さに口をはさむ隙間も無いほどでした、来年も開催して欲しいとの要望が強くありました。
  • 北秋田会場(北秋田地域振興局3F会議室) 7月27日午前開催
     北秋田会場では、岩谷林業振興班長からあいさつをいただき、4名の参加がありました。ここも非常に熱心な方ばかりで結果的には時間が足りない状況でした。 
   
  • 加利屋さんは講義中も参加者に直に話しかけ、それぞれの疑問点を引き出していきます。いよいよ実技です。食い入るように参加者が見つめます。
  • とにかく皆さん熱心です。ここでも午後から山本の研修会があるため時間足らずの感じでした。参加者が少ない方が指導を長く受けられるので良いのかなと感じました。参加者はやはり大満足のようでした。
  • 山本会場(山本地域振興局3F会議室) 27日午後開催
     山本会場では、工藤森づくり推進課長からあいさつをいただきました。参加者は3名でしたがちょうど良い人数でした。
  • ここでも加利屋さんの熱血指導で皆さんとことん質問して正しい目立てを覚えます。「今まで切れなくなると新しいのを買っていた」という方には加利屋さんから「これからは刃が無くなるまで使えるから相当な節約になりますよ」との答えが!
  •  やっとVRで体験する時間ができました。振興局の若い職員にも体験してもらいました。来年度は1日1カ所の研修にして時間に余裕を持たせたいと思います。
     まずは研修が成功裏に終了しホットしました。関係者の皆さん本当にありがとうございました!