本文へスキップ

県民参加の森づくり事業を活用

 湯沢市「森人(もりうど)の会」が森づくり活動を実施

 秋田県森林ボランティア団体 森人の会
  •  令和4年9月3日(土)に湯沢市小野字大清水地区「雄湯郷(ユートピア)手づくりの森」において、森人の会が森づくり活動を行いました。同会は例会として毎月様々な作業を実施していますが、お邪魔したのは昨年の夏以来で久しぶりです。
     とにかく明るい人が多く、作業中の合間の休憩時には笑い声が絶えません。もともと女性の参加者も多くこの日は他のイベントが重なったこともあり、いつもの半分ほどで7人の参加者でしたが、皆さん手際良く作業を進めていました。
  •  この森の象徴であるウッドデッキ、健在です。冬期間の大量の積雪対策のため敷板は10月末には外しておくそうです。子供心?をそそる施設です。
  •  現地は判りづらいので、ちょっとご案内します。国道を行くと高速の雄勝インター出口と国道交差点から高速に向かい、200Mほどで東山森林公園入口に入り、団地を過ぎるとまた標識があります。
  •  舗装道路を行くと右手に東山森林公園に行く道路に入りますが、湯沢市役所の物騒なのぼりが目印になります。途中には開拓のりんご園が広がり、住家も何戸かあります。
  •  東山公園に隣接する森林が森人の会が活動している森林です。ふるさと村山荘や地元の人の公民館がありますが、残念ながら東山公園が廃止になったため、水が使えず同会も下から水を運んでいる状態で不便です。
  •  作業道具は、片野代表のワゴン車と猪俣さんの車に積んできます。全員集合したのでいざ作業へ!
  •  今日の作業は、ホダ木に植えたシイタケやナメコが盗難に遭っているため、今後の収穫シーズンに備えて監視カメラの設置を2カ所、頂上までの遊歩道の整備、下草刈り、ナラ枯れ木の整理などです。
     監視カメラはある程度の高さで目立つところに設置します。それにしてもホダ木からキノコを盗るとは山の人間とは思えない・・・。
  •  こちらは2カ所目、広い範囲で監視できるように向きや角度を調整します。
  •  林内ではナラ枯れがあちこちで発生しており、木が倒れると危険なため伐倒処理しています。松枯れで大木も枯れており、林内が次第に寂しくなってきており、会では5月にミズナラを植栽しました(下段)。
   
  •  会で整備している遊歩道を頂上まで行くと何と立派な林道が開通していました。そういえば隣の山に新しい林道の入口があり、チェーンでブロックされていました。伐採用の林道ですが、道路があると山の利便が違います。
  •  二人がかりで急斜面の歩道を整備していきます。周囲の邪魔な灌木を伐って、歩道の支えにしていきます。ヤブ蚊がいるのと汗だく作業で大変です。
  •  女性軍は、手鎌で下刈り、槍、穂高は何回も登り、富士山、北海道の山もあちこち登ったそうで、山ガール?の皆さんです。すっかり林内も歩きやすくなりました。
     9月第4日曜日には、なべっこもやるそうです、是非、またお邪魔します