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 県民参加の森林づくり事業を活用

 NPO法人 白神ネイチャー協会が令和4年度植菌体験教室を開催

 秋田県森林ボランティア団体 NPO法人 白神ネイチャー協会
  •   令和4年4月16日(土)に、白神山地の秋田側の玄関口である八峰町のぶなっこランドで、NPO法人白神ネイチャー協会が植菌体験教室を開催しました。
     当日は快晴になり、汗ばむ陽気の中で、三々五々集まった参加者には笑顔の絶えない植菌体験になりました。この体験では、1年間ホダ場で養生したホダ木を最後にプレゼントするのですが、参加者はその年の秋からキノコを楽しめるので大変人気があります。
  • 山崎会長から開会のあいさつ、参加者、スタッフ合わせて50人を超える人が集まりました。小学校1年生からお年寄りまで皆さん楽しみにしていました。能代市からの参加者もいましたが、地元八森の方が殆どです。
  • 快晴の天気です。県北は雪が少なかったそうで、ぶなっこランドの裏山もすっかり雪が消えていましたが、駐車場脇には冬期除雪の雪がまだまだ解けずに残っています。
  • 受付の状況、NPO法人の事務局の大高さん(右側)ご苦労様でした。参加者はここで種駒を受け取ります。
  • 種駒はしいたけが森産業の290(通称にくまる)とナメコは森2号でした。
  • この日は、シイタケのホダ木が200本(10本ずつ分けてある)、ナメコが250本(シイタケの後で植菌するのでまとめて積んである)、の計450本なのでかなりの本数です。ホダ木が届いたのが13日だったので穴はスタッフが事前に開けましたが、ぎりぎり間に合ったそうです。
  • 山崎会長からは、「ぶなっこランドができて、30年以上になるがコロナ禍の1回を除きずっと開催してきており、当NPO最大のイベントとなっている。菌床シイタケが主体になってきているが、自然の中で育まれる原木シイタケは大変美味しいので楽しみにして欲しい、とのお話しがありました。
  • 夫婦協働で頑張る方、1人で黙々と頑張る方。本数が多いので2時間近く皆さん頑張りました!
  • こちらは親子で頑張っています!
  • スタッフは打ち終わったホダ木を回収し、軽トラでホダ場に運びます。私も手伝いましたが、1本10kgを超えるホダ木を集めるのはかなりの重労働です。
  • シイタケのホダ木は、このまま棒積みしてシートを掛け入梅頃まで菌を回し、その後は本伏せして熟成させます。
  • 春シイタケが出てきています。ナメコは地面に並べてそのままキノコが出るまで伏せておきます。
  • 無事、作業を終了し、山崎会長のお礼のあいさつ後、それぞれ皆さんホダ木を受取り、解散です。
  • なお、ぶなっこランドは平成28年に修繕整備されており、ジオパーク関連の展示もありますので是非お寄り下さい。
  • ぶなっこランド周辺には三十釜の名勝があり、散策コースになっています、これからの季節は気持ちの良いところです。