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 県民参加の森林づくり事業を活用

 八乙女山を守る会が中仙小学校6年生と自然学習を実施

 秋田県森林ボランティア団体 八乙女山を守る会
  •  令和4年5月17日(火)に大仙市長野地区の八乙女山を守る会が地元の中仙小学校の6年生19人と八乙女山で自然観察会を実施しました。当初は13日の予定でしたが、天気の具合から17日に順延されました。初夏らしいさわやかな天気の下、佐藤校長先生も駆けつけて楽しい観察会となりました。
     先週は斉内川のサクラ並木で中仙中学校の生徒と施肥体験をしましたが、地元の子ども達と密着した活動は将来の地域を支える上でも大変重要だと思います。
  •  本日のメンバー、19名の中仙小学校6年生のうち女子が16名と、圧倒的に女子の多い学年です。校長先生にお聞きすると他の学年はそういうことはないそうで、長い教員生活でも初めてだそうです。
  •  生徒さん達が来る前に守る会のメンバーで、事前に安全確認と説明する植物の確認を行います。熊谷会長さんは、歩道沿いにはびこる西洋たんぽぽをこまめに抜いています。
  •  左がセイヨウタンポポで右が日本タンポポです。見分け方等は守る会の資料をご覧ください。
  •  今回守る会で作成した資料です、生徒さん達に配り、現地で実物を見ながら説明します。
  •  生徒さん達が下の駐車場から歩いて山頂に上がってきました。開会のセレモニーです。
  •  熊谷会長から本日の活動の主旨、皆川事務局長から班ごとに分かれて観察することなどが説明されました。
  •  19人が4班に分かれます。1班は熊谷会長、2班は高橋副会長、3班は小田島さん、4班は皆川さんが付き添います。私は1班に付いて取材しました。
  •  最初に急斜面にあるエンレイソウを観にいきます。途中にワラビがあり「昨日婆ちゃんと食べた!」との声が。
  写真には載っていないムラサキケマンもありました、一つ一つ手にとって観察します。
  •  日本タンポポの花の大きさを測ります、最大は7cmありました!藤の花が咲き出しましたが、林業的にはありがたくない風景です。
  •  熊谷会長がこの場所を整備して八乙女山のランドマークとしたいと言っている枕状溶岩です。遠い昔には海の底にあったという貴重な場所です。
  •  なかなか見つからなかったということで写真から外れたキランソウ(医者いらず)、ホタルカズラの可憐な花も咲いていました。
  •  最後に全員が頂上に集合し、各班の代表から感想が述べられ、総代表から守る会のメンバーにお礼があり、無事終了しました。次には八乙女学習(施肥作業、ひこばえ切り等)も予定されているそうです。