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 県民参加の森づくり事業を活用

 鳥海山にブナを植える会が今年度2回目の育苗活動

 秋田県森林ボランティア団体 鳥海山にブナを植える会
  •  ゴールデンウィークの初日となる令和5年4月29日(土)に、にかほ市栗剥山のブナ苗圃で今年2回目の育苗活動が行われました。昨年来なかなか鳥海山がクリアに見える機会が少なかったのですが、この日は山頂までスカッと見えました。雪もかなり溶けて夏山のようになってきました。気温もどんどん上昇して気持ちの良い作業日和になりました。
  •  今回は、会長さんが途中で用事のため帰りましたが、20名近い参加がありました。新たなメンバーも加わり皆さんやる気まんまんです。
  •  農道にそれぞれが車を駐めますが、なんとなく駐める場所が決まっているのかうまい具合に配置されています。
  •  機械化部隊?の皆さんは私が到着した時には、既にガンガン働いていました。女性も機械を持って頑張っています!
  •  お馴染みの?雑草たちです。毎回感じますが、作業後はかなりの雑草を退治してキレイな苗圃になるのですが、1ヶ月後には大量の雑草が新たに生えてきます。農業の大変さを感じる時でもあります。
  •  雑草だけでなく、毛虫も出てきました。またブナの苗を観察すると若芽が赤いのもあるし、緑のものもあります。今やっと芽生えたものもあれば既に葉が大きく展開しているものもあり、毛がたくさん生えているものや殆ど無いものなど、同じ環境で育っていてもかなりの個体差があります、人間と一緒だなと思います。
  •  休み時間は、恒例のもぐもぐタイムです。サクラの樹の下に会場を設置しますが、今年はもう花が終わっています。お母さん達が手づくりの料理を盛ってくれます。ワラビの醤油漬け、玉こんにゃくに大根漬け、とってもおいしくいただきました。毎回ありがとうございます!
  •  ここで相馬事務局長から新入会員の紹介がありました。地元の佐藤さん、36歳だそうです。中学校の頃にブナを植える会の植樹に参加して、いつか自分もこの会に入って活動したいと思っていたそうです。県内各地を回っていますが、最近は若い方がボランティアになって活動するのが珍しいことになってしまいました。こういう例があちこちで広がればと思います。佐藤さんは登山も好きだということで、百名山を2回達成した小泉さんと色々話しをされていました。
  •  休憩後も作業は続き、かなり暑くなってきましたが一生懸命です。
  •  すっかり苗圃もキレイになりました。来月の作業も頑張るぞ!