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県民参加の森づくり事業を活用

 鳥海山にブナを植える会が3回目の育苗活動

 秋田県森林ボランティア団体 鳥海山にブナを植える会
  •  令和5年5月27日(土)に、にかほ市栗剥山の同会のブナ苗圃で3回目の育苗活動が行われました。天気は良かったものの楽しみにしている鳥海山は山を覆う雲の中で姿が見えませんでした。ただし苗圃は日差しが強くて作業中は汗が滴り落ちました。
 
  •  今回もいつものメンバーが揃いました。前回から会に加わった若手の佐藤さんも来てくれました。
  •  日沿道象潟ICのすぐ近くにある風力発電施設の間近に苗圃があります。現地に着くともぐもぐ会場も設置されていました。
  •  ブナもすっかり葉が展開して元気です、女性陣からは「このあいだ種を蒔いたブナがこんなに大きくなるなんて早いなぁ」との声が。確かに昨年の春に床替えした苗も随分大きくなりました。
  •  いつもどおり皆さん黙々と作業に勤しんでいます。新会員の佐藤さんも一生懸命です(中段左)。
     草刈り機を使っているお母さんに「機械を使ってすごいですね」と言ったら「農家だから当たり前だよ」と返されました。そのとおりです!失礼しました!
  •  私は今まで小鎌を使って雑草を取っていましたが、柄が短いためかがみ込まなければならず腰に負担がかかっていました。今回は100円ショップで柄の長い鎌が有ったのでそれを使いましたが作業が大分楽になりました。ナズナ類やスギナ、カタバミなど根の張る雑草が多いので役に立ちました、道具一つで随分違います。
  •  お待ちかねのもぐもぐタイムは女性陣の見事な料理が並びました。おこわ、ソバ稲荷、漬け物、コーヒーゼリーなどどれを食べようかと迷います。この日の作業では暑さもあったのでお腹が減り、お替わりしました。毎回ご馳走様です♪
     繁野さんから鳥海高原で珍しいランが見つかったことが紹介されました。また、会の三〇周年を記念した会誌を作成するということで相馬さんから皆さんに原稿依頼がありました。毎回、色々な情報が伝授されます。
  •  ちなみにもぐもぐ会場のサクラは、30年前に苗で植えたそうで、サクランボの実を付けていました。また苗圃の外れにはキリの花が咲いていましたが須田会長のお手植えだそうです。ウ~ム歴史を感じます!
  •  休憩後も作業が続き、すっかりキレイになりました。この作業に参加するようになって良いことは、自分の家の庭の雑草もまめに抜くようになったことです。やはり気持ちが良いです。
     6月10日には育林作業があり、過去に植えたブナの下刈り等をする予定ですが、私は別用で参加出来ず残念です。