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鳥海山にブナを植える会 いよいよ新年の活動が始まる!

秋田県森林ボランティア団体 鳥海山にブナを植える会
  •  令和6年2月11日(日)、にかほ市象潟公民館において「鳥海山にブナを植える会」が第31回総会を開催しました。私も会員になってこの2年様々な活動を取材をして、その都度HPに紹介してきました。地域のいろいろな団体の皆さんとも連携しながら活動しており、その真摯な取組姿勢には頭が下がる思いです。今年も活動は3月から始まりますので、その様子を読者の皆さんに引き続きお伝えしていきたいと思います。
  •  この日は30名近い会員が参加しました。普段苗畑でお世話になっている皆さんには秋以来久しぶりの再会でホッとします。
  •  秋の植樹祭の時の集合場所、にかほ市象潟庁舎に車を駐めて右手の階段を上がると庁舎正面に出ます。公民館にも駐車場がありますが、土日は空いているので気楽に車を駐められます。それにしても立派な建物です。
  •  象潟公民館は道路を挟んで市役所の対面にあります。
  •  入口正面の階段を上がると2階大ホールがあります。受付で今年の会費を払いますが、今年は秋田魁新報社発行、著者マンサク会の立派な本が渡されました。また、齋藤栄子さんから皆さんにチョコレートがプレゼントされホンワリします。
  •  今年も千葉県我孫子市の青木さんから房総半島の花が送られてきたそうで、会場のあちこちに飾れていました。総会終了後には参加者に分けられた花束が渡されました。一足早い春を感じます。
  •  これが、「鳥海山の自然と生物」という、まんさくの会が著者の写真満載の図鑑のような本です、こりゃ勉強しないと!大分人が集まってきました。
  •  相馬事務局長の司会で総会が始まりました。須田会長が1月28日から入院中ということで松本副会長から開会あいさつがありました。この日は佐々木監査員も体調不良ということで欠席だそうで、役員の方々も満身創痍です。
  •  昨年同様、熊木さんが議長に選任され、写真順に相馬事務局長、茂野総務部長、繁野育苗部長、齋藤育林部長、横山広報部長から、それぞれ活動報告がありました。横山さんは昨年苗畑でお見かけしなかったので心配していましたが、5月から長期入院されていたそうです。議案については、収支決算、来年度事業計画、収支予算まで順調に議決されました。
  •  議案5とされていた、今後の在り方については、議決を取る内容ではないとのことから協議事項に変更されました。昨年も議論になりましたが、今後の植樹場所の問題や執行部の高齢化に伴う健康問題などを引き続き検討していくこととなりました。
  •  県内各地の森林ボランティア、特に活動期間が長い団体ほど、高齢化と新規加入者の減少により団体の存続にかなり苦労されています。県全体の急激な高齢化と人口減、と働き手が減っているため若年層の余力が無いなど大きな社会的課題が立ちふさがっています。何か妙案がないでしょうか?
  •  このような状況の中で秋田市の伊藤さん(左)の努力により、大幅に会費収入が増えたということで伊藤さんからは秘訣が披露されましたが「ひたすらお願いした」ということでした、ご苦労様です。
  •  また、仁賀保高校の先生からは現在の校長先生が退職されてもずっとブナを植える会と一緒に植樹を続けていきたいとの話しがありました、ちなみに同校は昨年の「秋田県水と緑貢献賞」を受賞されました、おめでとうございます。
  •  熱心な議論で大変有意義な総会でした。須田会長さんの早期の退院と皆さんの健康を願いつつ会場を後にしました。