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県民参加の森づくり事業を活用

 北秋田市 グリーンメイクが合川小学校、北鷹高校と植樹活動 

 秋田県森林ボランティア団体 グリーンメイク(清流を守る会)
  •  令和5年6月1日(水)、北秋田市の民有林においてグリーンメイクが合川小学校の5年生32名と北鷹高校緑地環境科3年生の23名と協働で植樹活動を行いました。
     北鷹高校とは9年目、合川小学校を加えての活動は3年目ということですが、すっかり恒例行事になりました。私は4回目の取材になりますが、不思議にこの活動の日は好天になります。この日も暑いくらいの日差しの中クヌギ、コナラを250本植えました。
  •  スタッフや関係者を入れると70名近い人が集まりました。小学生と高校生、地元の人々との交流はいつ見ても良いなあと感じます。
  •  植栽地を県道を挟んで反対側からみたところ、北欧の杜公園にも近く便利です。
  •  北秋田市のバスで小学生がやって来ました。
  •  高校生も着いて、開会のセレモニーです。事務局の佐藤さんの司会により、取組の目的が説明されます「県民からいただいている貴重な森づくり税を使った植樹活動なので丁寧に植えましょう!」。後の税事業ののぼりも応援しています。
  •  グリーンメイクのスタッフから植え方の指導がありました、深さや堆肥のやり方、土の被せ方など丁寧に説明されました。
  •  今回は、高校生2人と小学生3人の班になり、それぞれがにスタッフが付いて植樹に向かいます。
  •  今回植える苗木、左がクヌギで右がコナラ、いずれも長期冷蔵保存の苗木で時期的には、植えるタイミングとしてはギリギリだそうです。前回も書きましたが、クヌギは秋田県内には無い樹種ですが、地球温暖化の傾向により将来的には秋田県でも育つのではないかということで試植しているものです。
  •  いつもいるはずの伊東農園の社長さんが見えなかったのですが、気づいたら会場にいました、仕事が忙しくて遅れてしまったそうです。北秋田地域振興局森づくり推進課の金課長も駆けつけてくれました。忙しい中を現場まで来てくれるのは本当に心強いですし、森林ボランティアの皆さんの励みになります。
  •  班ごとにひたすら植樹します。苗木が大きいので結構大変です。ぎごちなかった唐鍬の使い方も慣れて来ました。ここでも税事業ののぼりが応援しています!
  •  以前植えたブナ(上2枚)は善く育って3m近いものもあります。ヤマザクラ(下左)やクヌギも根付いていました。
  •  最後にスタッフが植え付けの確認をしながら堆肥を追加したりして、植樹が無事終了しました。
  •  おわりの会では、高校生と小学生の代表から植樹の体験のお礼と感想が述べられました。
  •  スタッフからは来年も頑張りたい!と力強いあいさつがありました。
     終わってから1人の小学生が伊東さんに「回りのスギの大木をみるとかなり間隔が空いており、今日の植栽は近すぎないか?」と質問にきました。伊東さんは「木は、混み合って植えると上に向かって伸びてあまり枝が出ないし下草もあまり生えないので手間が省ける、大きくなるにつれて徐々に伐っていって森にするんだよ」、するどい質問と的確な伊東さんの応えに感心しました。伊東さんは高校生にも林業が成長化産業だということを説明していました。
     植樹は、持続可能な社会の第一歩です! 来年もお会いしましょう!ご苦労様でした。