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森林環境学習活動支援事業を活用

広面小学校が学校林 「グリーンボーイの森」で森林体験学習

  •  令和5年9月26日(火)、秋田市立広面小学校の5年生90名が、学校林「グリーンボーイの森」で森林体験学習を行いました。(文責:森合)
  •  秋田スギの測樹をはじめ、チェンソーによる伐採の見学、伐採木の樹高測定、丸太の輪切り、森林内の観察などが行われました。
  •  校舎前に班ごとに整列し、担当の髙橋先生から注意事項等の説明を受け出発しました。
  •  「グリーンボーイの森」の入口では先生を中心に各班の指導者(森の案内人と森づくり運動推進員)が入念に打合せし、生徒達はヘルメットを被り森に入っていきます。
  •  森に到着すると班ごとに着席し、生徒が司会を務める中「はじめの会」が始まりました。最初に生徒代表のあいさつがあり、次に各班の指導者や伐採担当の方が紹介されました。
  •  先生の指示で班ごとにピンクテープの巻かれた立木に移動し測樹体験です。各班で測樹の前に立木の太さの予想を出し合い、測樹した実際の太さと比べて「太かった」とか「細かった」とか言いながら大きな声を上げていました。
  •  次は立木の高さ(樹高)の測定です。秋田中央森林組合の森元さんが長さ10mの測竿を立木に立て各自が樹高の予想をします。生徒達の間からは「21m」だとか「27m」だとかいろんな数字が飛び交っていました。また、伐採の作業に入る前に生徒達は安全な場所に移動します。
  •  秋田中央森林組合の石塚さんが見事予定方向に伐採してくれました。また、樹高を測りやすくするための枝払いもしてくれました。
  •  いよいよ樹高測定です。各班の代表が出てきて巻尺を引っ張っていきます。測定した長さに伐採で残った根株部分の長さをプラスして、全員の前で先生が樹高を発表、「正解は28mでした」先生が発表すると同時に生徒からは大きな声が上がります「えっ・・・!」 「当たった!」「そんなに長いの・・?」様々です。
  •  次はノコギリを使った丸太切り体験です。指導者がどうすれば余計な力を使わず上手に切れるか教えていました。はじめは力任せだった生徒も徐々に慣れてきました、終わった後は「あ~疲れた・・・」の声があちこちからあがっていました。
  •  最後は、森林内の観察です。班ごとに指導者を先頭にゆっくり歩きながら樹木の名前や特徴、生えている植物の名前やその違いなどを教わりました。
  •  山での学習が終わり、全員が集まって「終わりの会」が行われました。感想発表が行われ「森林の仕事は一人でやっていると思っていたけど、いろいろな人が協力していることがよく分かった」という発表があり、全員で担当して頂いた人たちに大きな声でお礼が述べられ「グリーンボーイの森」をあとにした。