本文へスキップ

 NPO法人角館里山再生プロジェクトがフォトトレッキングを開催

  秋田県森林ボランティア団体 NPO法人角館里山再生プロジェクト
  •  令和5年5月25日(木)に角館里山再生プロジェクトが仙北市角館広域交流センターを基点としてフォトトレッキング大会を開催しました。
     当日は、快晴の天気の下、参加者は高得点を得るために回るコースをそれぞれ工夫しながら角館の街や周囲の山を歩き良い汗をかきました。秋には正式な大会を開催する予定ですが、今回は関係者によるプレ開催で、実施の際の問題点を検討するという趣旨です。
  •  角館交流センター前で、出発前の集合写真です。この後でそれぞれのチームが自分の決めたコースに向かって歩き出します。朝は冷え込んだものの、日中にはかなり気温が上がりましたが、心配したトラブルも有りませんでした。
  •  会場となった交流センターです、仙北市役所の隣にある建物です。廊下の一番奥の方に研修室があり、第一研修室が説明会場、第二研修室が更衣室としました。
  •  入口で受付する参加者、2人が5組、3人が2組の計7組がエントリーしました。初めての試みなのでこれくらいの参加者でちょうど良い具合です。県や仙北市、観光協会からも協力を得ました。
  •  福井の司会進行で開会式が始まり、佐々木理事長からあいさつがあり、藤村大会委員長から注意点などの話しがあり、大澤事務局長から競技と資料の説明がありました。
  •  角館の街部を含む30箇所にチェックポイントが設けられ、そこでグループの誰かが必ず入るように写真を撮って割り振られた得点をゲットします。チェックポイントは全部回るわけではなく、競技時間の今回は2時間以内に、いかに効率的に回るか、それとも高ポイントの地点を目指すか、各チームで作戦を立てます。遠い地点はポイントが高いのですが、何カ所も回れません。
  •  作戦タイムでは皆さんどうやって回るかで悩んでいます。土地勘があると楽ですが、そうでない人は角館のどこを回るかが分かりません、逆にいうと地域の隠れた魅力をこういう機会に回ることができるので、観光PRにはもってこいの企画だと思います。
  •  私はスタッフに回ったので、競技中の様子は観察出来ませんでしたが、制限時間の11時45分には皆さん戻ってきました。受付にある時計と一緒に写真を撮って帰りの時間を証明します。残念ながら二組は時間を聞き違えてしまい、遅刻になり減点されました、今後の課題です。
  •  競技終了後は、佐々木理事長からそれぞれのチームに表彰状が贈られました。ちなみに優勝は地元のチームMUTEKIで、ぶっちぎりの点数でした。最優秀選手賞は、一番遠い大威徳山まで走り抜けた藤村副理事長の奥様(左下写真)が選ばれました。最後に優勝者の感想が述べられ、無事終了しました。
     今後は県外でのフォトロゲイニング協会が開催する正式な大会や研修会などを経て、秋には、正式な大会を角館で開催したいとのことでした。サクラと紅葉の時期は観光客で賑わう角館ですが、NPOが整備した角館を囲む山々の森林を利用して新たな魅力を発信すれば観光資源として有力です。
     サポートセンターとしても微力ですが、協働支援していきたいと思います。