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三陸ジオパーク フォトロゲイニング in みやこ 開催される

秋田県森林ボランティア団体 NPO法人角館里山再生プロジェクト
  •  令和5年10月15日(日)に、岩手県宮古市において標記大会が開催されました。11月4日の角館大会の開催に向けて、武者修行が続きます。今回は、日本フォトロゲイニングが監修する大会でもあり、競技時間が5時間のかなりハードな大会になります。
  •  大会開始直前に渡される地図とチェックポイント一覧です、今回は5時間の大会のため、かなりの広範囲になっています。
  •  9時受付開始ですが、会場には続々と参加者が集まっています。76チーム、250人余りと今まで参加した大会では一番の規模です。遠方者は神奈川県だそうです。
  •  会場の宮古市民総合体育館(シーマリーナ)には時計が設置され、中に入るとエントリーリストやチームの座る位置、次第などが張られてありました。駐車場がほぼ満員で、小学生がたくさんいるのでこんなに参加者がいるのかと思いましたが、ミニバスケットの大会も開催されており小学生はそちらの団体でした。
  •  開会式では、広域振興局の副局長や宮古市の副市長のあいさつがあり、日本フォトロゲイニング協会の伊藤さんからルールの説明や注意点が説明されました。
 10時ちょうどに元気にスタートを切ったまでは良かったのですが、天気予報どおり直後から雨が降り始め、しかも息が白くなるほど冷え込んで来て、なかなかつらい歩きになりました。市内に向かう橋を渡り、駅前の市庁舎を歩く。
  •  記憶に残る街並みを紹介しましょう。漆器をたくさん置いていた又一商店の隣は、仏具のマルタ商店でした。古い歴史を誇る旧東屋酒造の木造家屋(右)、今はイベントなどをやっているそうです。
  •  海岸近くになると、東日本大震災の津波到達点も高くなってきます。NTTの社屋にあった津波到達点の看板。田老鉱山で採掘した鉱石は十数キロm離れた写真の鉱石貯蔵施設に索道で運ばれ、宮古精錬所や西日本に運ばれたそうです。
  •  雨の中を懸命に歩く仲間達、道の駅「シートピアなあど」では、秋の収穫祭をやっていて出店に数多くの人が集まっていましたが、雨脚がどんどん強くなり・・・。
  •  今回は、公共機関や自転車などの使用は禁止になっています。うみねこ号の姿を写真に撮ると50ポイント加算されるので待ちました。浄土ヶ浜に行きたかったのですが・・・。
  •  競技は、ここで寒さで関節痛により歩けなくなった同志が出たため、リタイヤ-することにしました。会場に戻って13時半、他にもリタイヤ-組がいました。ちょっと年寄りには厳しい天候だったのと競技時間5時間は長いので3時間が限界か?
  •  角館大会を前にして、悪天候の場合の対応や競技時間の長さ、会場の準備など参考になる点が多く勉強になりました。
  •  前日はものすごく天気が良く、「宮古のジオ散歩」と称して、三陸ジオパーク推進協議会主催のまち歩きが開催されておりこちらも参加しましたのでご紹介します。13時過ぎに三陸鉄道の宮古駅前に集合しました。
  •  専門のガイドさんが案内してくれました。参加者は12名です。宮古駅前の岩手銀行にある、津波到達点碑、海からはかなりの距離がありますが、ここまで来たんですね。
  •  市内を流れる吉田川沿いの歩道を歩きます。以前はかなり汚れた川だったそうですが、市民の努力によりキレイな川になり環境省から甦る水100選として表彰されていました。市内にこんな歩道があると散歩も楽しいです。
  • フォトロゲのチェックポイントにもなった旧東屋酒造です。
  •  道端の公園にある、過去の災害の高水位の記念碑です。東日本大震災は一番上ですが、アイオン台風(昭和23年)など過去何回も水害に遭っています。右は、津波で流された旧宮古市庁舎に作られたうみねこ公園にある宮古市の市民憲章です。
   
  •  うみねこ公園にある宮古まで街道を築いたお坊さんの記念碑です。公園から橋を渡り対岸にある蒲鉾屋さんに行き、ちくわとサツマアゲの手づくり体験をしました。漁業の町宮古の地場産業の紹介にもなり楽しく美味しい体験でした。
  •  宮古市観光課長さんがずっと自転車で付添ってくれていました(写真左の男性)。物知り博士でいろいろと教えていただきました。最後は参加者全員でパチッ!
  •  3時間ほど歩き、駅前に戻りましたが、空を見上げると彩雲が現れ、明日は良いことあるぞ!と気合いがかかりましたが・・・。