本文へスキップ

県民参加の森づくり事業を活用

NPO法人白神ネイチャー協会が山の森・海の森・二ツ森づくり
をテーマに植樹祭を開催

秋田県森林ボランティア団体 NPO法人白神ネイチャー協会
  •  令和5年10月1日(日)に八峰町八森においてNPO法人白神ネイチャー協会が植樹祭を開催しました。秋田市から向かう途中では豪雨状態で前も見えないくらいの雨が降っていましたが、八森では天気が良く開催日和かと思いましたが・・・。
  •  開会式会場のあきた白神体験センター(道の駅 八森いさりびハタハタ館の隣)にはスタッフ合わせて100人くらいが集まりました。
  •  あきた白神体験センターは宿泊施設もある立派な建物です。入ってすぐで当日の受付をします。
  •  施設の事務室前には手づくりのお土産品も並んでいます。奧には休憩スペースもありゆっくり出来ます。
  •  会場では、スタッフミーティングが行われていました。東京農業大学の学生さん達も参加していますが、スタッフとして協力しています。山本地域振興局から塚本さんと古屋さんが参加していました、税事業の状況を見に来たとか。
  •  山崎会長から「今日は皆さん森という字になるように一人3本は植えて欲しい、余裕のある人は森林になるように5本頑張ってください」とあいさつがあり、東京農大の橘先生からは「植樹祭に参加する前後に研究用に県内の木の実を集めているが、今年はガマズミとナツハゼの実がちょっとだけで殆ど実りがない、クマが里山に出ている原因ではないか、100年に1回あるかという状況だ」とお話しがありました。確かに今年は全く山のものが実っていません。
  •  事前に植樹ガイドが配布されており、担当の方が苗木の植え方をレクチャーします。今年もイオン財団から子どもさんが参加されているので、丁寧に説明します。
  •  会場から3台のバスに分乗し、植樹場所の旧八森中学校の裏山に向かいます。この時までは天気が良かったのですが・・・。
  •  バスから降りて5分ほど歩くと植樹場所に着きます。途中には以前植栽したところが広がります。山の斜面には7月の豪雨で崩れた跡が残っていました。
  •  現地では救急対応のテントも張られ、3班に分かれて植樹をします。
  •  さあ植樹です!それぞれの思いを込めて苗木を植栽します。目印の小杭に穴を開け、ポット苗を植え土を被せて苗が抜けないように足で踏み、最後は下刈りの際に誤伐されないよう大きな杭を苗の側に打ち付けます。
  •  緑川衆議院議員と薄井県会議員も参加されていました、薄井議員は私が県や県森連にいたときに大変お世話になり、この日も声がけしていただきました。
  •  塚本さんが頑張っていたので写真を撮りに行くと急に雷が鳴り出し、大粒の豪雨が降ってきました。一同林に駆け込みましたが、雷が止まらないことと雨の勢いも強いので事務局から中止の連絡がきました。半分くらいは植えたところだったので残念!ちなみに私は3本植えました。
  •  再び体験センターに戻り、雨対策のシートの上に皆さんが座ります。Trumpet Quartet Walnutsの4人組によるコンサートの前触れがありました。
  •  女性を交えた合奏でしたが、子ども向けに「もののけ姫メドレー」や楽しい楽曲を演奏し、最後は秋田県民歌で盛り上がりました。万雷の拍手でアンコールも演奏してくれました。ウ~ム洒落ている、シャレている!
  •  最後に副会長から「雨の中頑張っていただきありがとうございます、こういう天気で植栽したことは忘れないので一生良い思い出になるはずです」、会長から「来年こそは森の字が書けるように植樹しましょう!」とあいさつがあり、雨は降ったものの大きなアクシデントも無く終了しました。スタッフの皆さん、参加者の皆さん、大変ご苦労様でした!