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県民参加の森づくり事業を活用

 八乙女山を守る会が中仙小学校6年生とサクラの施肥を実施

 秋田県森林ボランティア団体 八乙女山を守る会
  •  令和5年6月13日(木)に道の駅なかせん裏の斉内川のサクラ並木において、八乙女山を守る会が中仙小学校6年生と一緒にサクラに施肥を行いました。去る5月11日には中仙中学校1年生が左岸のサクラに施肥を行いましたが、今回は右岸の27のサクラが対象です。
  •  はじまりの会では、髙橋副会長から斉内川のサクラ並木の歴史や、中仙中学校の皆さんの手入れによりサクラが元気になって咲くようになったことなどが語られました。生徒は24名で5班に別れて作業します。下の区分図にはそれぞれの班の担当するサクラの位置が示されています。
  •  今回は、熊谷会長が欠席でしたが、おなじみの皆川事務局長の司会で始まり(左写真)、髙橋副会長から始めのあいさつがありました。今回の6年生の中に髙橋さんのお孫さんがいたそうです。
  •  今回使用するグリーンパイル(肥料)とバール(穴開け用)、木槌が用意されています。
  •  守る会の佐藤さんからグリーンパイルと打ち方の説明などがあります。粒状の肥料だと斜面に撒くと雨で流れてしまうが、グリーンパイルだとゆっくり肥料が染みていくそうです。
  •  皆川さんからそれぞれの班の位置が説明され、班に付く守る会のメンバーと一緒に移動します。
  •  守る会のメンバーがお手本を見せながら作業のやり方を指導します。今回の生徒さんは24人中17人が女子ということで、女子が先頭を切って頑張っています。校長先生いわく「小さい頃は我々の時もそうでしたが男子より女子の方が積極的ですね」だそうです。
  •  パイルの打ち込み方もだんだんうまくなり、最初はコツコツと、最後はガンと打って決めます!
  •  斉内川の清流は本当にキレイですが、いつの間にか作業の終わった子ども達が川岸で石投げを始めました。土手の階段で見守っていた校長先生は「なかなか今の子ども達はこういう機会がない。うちの小学校では、今年泥んこになって田植えをしたり、ドッジボールで代掻きもやった。郷土を愛する子ども達になって欲しい」とおっしゃってました、まさにその通りです。
     大きくなってもふるさとを忘れないで秋田に戻っておいでね!子ども達が「修学旅行の時より活き活きしている!」だそうです、自然がすきなんだなぁ。
  •  石投げの上手な若先生でした。おわりの会では髙橋副会長から、屋外で作業するときは長袖シャツ、長靴、クビにタオルを巻きましょう!と、クマに出会った時の対処方法などのお話しがありました。
  •  最後に、生徒代表からお礼と感想が述べられ、全員のお礼のあいさつで無事終了しました。
     ちなみに皆川さんの奧におられる方が校長先生です。