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県民参加の森づくり事業を活用

 八乙女山を守る会 市民ボランティアを募集してサクラの施肥実施

 秋田県森林ボランティア団体 八乙女山を守る会
  •  令和5年6月25日(日)に八乙女山公園において、八乙女山を守る会が市民ボランティア等と一緒にサクラに施肥を行いました。八乙女山はクマによる人身被害が近辺で発生したことで活動が出来ませんでしたが、その後クマの発見情報もないため安全確認の上実施されました。当日は怪しい空模様でしたが幸い雨に降られることはありませんでした。
  •  八乙女交流センター前駐車場で開会式がありました。今回は市の広報で公募し、田口さんが参加されました。本人に伺うと「一度こういう活動をしたかったので大曲から応募した」そうです。今後も参加されて会のメンバーになって貰えればと思います。今回からは地域振興局から税事業ののぼりを立てるようにと指導があったそうで、税事業のPRにもなります。
  •  山の駐車場に移動し、おなじみのグリーンパイルと打ち込みに必要な木槌とバールの3点セットです。
    グリーンパイルは2年かけて溶けて、肥料の効き目が長期間持続します。
  •  3人一組になりグーンパイル(肥料)とバール(穴開け用)、木槌をそれぞれ持って山に向かいます。
  •  園内にはクマ注意の喚起看板があります、気を付けましょう!実はこの時期に歩いて分かったのは八乙女山はアジサイが至るところにあることです。ガクアジサイがあちこちの歩道を彩っています。歩道も刈り払いが良くされていて見通しも良く安心して歩けます。
  •  今回のパイルの打ち込みは450本とかなりの本数のため、袋に分け入れ替えて運んでいます。藪もかなり深くなっており市民参加の田口さんも埋もれそうになりながらひたすら頑張っています。
  •  山頂部には八乙女山のサクラについて大正8年から造成された経緯を示す石碑があり、中仙中学校生が植えたヨウコウ、コマツオトメ、ジンダイアケボノの3本のサクラがあります。会員がこのサクラにも施肥して早く大きくなれよ、と言ってました。
  •  グリーンパイルを打つと1年目は大きな変化は無いそうですが、2年目になると葉の色が濃くなり、花付きもよくなるそうです。熊谷会長からは周辺の水害の歴史の話しがあり、中学生の時に大水の中を降雨量の測定に行った(測定係だったそうです)ことがあるそうです。植物から気象から何でも詳しい会長さんです。