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県民参加の森づくり事業を活用

 八乙女山を守る会が中仙小学校6年生とサクラのツル切りを実施

 秋田県森林ボランティア団体 八乙女山を守る会
  •  令和5年6月27日(日)に八乙女山公園において、八乙女山を守る会が中仙小学校6年生24名と一緒にサクラに絡むツルを除去しました。6月13日に斉内川のサクラの手入れをしましたが、八乙女山に入山出来るようになったので、安全確認の上実施され、好天の中の作業になりました。今日も税事業ののぼりがはためいています!
  •  校長先生は今回は付添出来なかったのですが、開始前に現場に来ていて小学生が山に上がってくるまで待っていました。教頭先生が付添で来ましたが、小学生は学校からは20分以上歩いて山を登るので、来るまでに疲れたそうです。
  •  山の駐車場で整列し、始まりの会です。熊谷会長からは、八乙女山のサクラの由来や「皆さんの先輩が手入れしてきたお陰でサクラも咲くようになった」というお話しがありました。
  •  樹木医の黒坂さんからはどうしたらサクラが元気になるか、今年のサクラは葉の付きがあまり良くなく大きさも小さいとか、テングス病になると花が咲かない、などのサクラのお話しがありました。
     事務局長の皆川さんからは、今日使う剪定ばさみの使い方、特にロックの外し方の説明がありました。
    また、前回髙橋副会長から山では、長袖、長靴、帽子、クビにタオル、という格好をしましょうという話しがありましたが、今回は皆さん概ね合格でした!
  •   24名が5班に分かれ、それぞれの班に守る会の会員が付いて指導します。今回は藪中は危険なので道路脇のサクラのツタを取りました。
  •  こちらは、公園入口からの上り坂を担当した班です。佐藤さんがツルの切り方を教え、テングス病の枝は黒坂さんが伐っていますが、生徒さん達も慣れてくると自分達でツタを切っています。 
  •  こちらは下り坂担当の2班です。熊谷会長さんと小田嶋さんが率先して頑張っています。
  •  髙橋副会長の班では、クイズ方式で植物の名前を尋ねたり、八乙女山の由来などを教えていました。「今の子は、フキもワラビもゼンマイも知らない、どうなってんの?」だそうです。クマの看板はあちこちにあります。
  •  おわりの会では、髙橋副会長が今回はスズメバチの話しをしました。スズメバチには4~5種類いるが、クロスズメバチ、キイロスズメバチ、オオスズメバチなどは気を付けないといけない。近寄らないようにしましょう。
  •  最後に生徒からお礼と感謝の言葉があり、無事終了しました。熊谷会長に「連日の八乙女山で大変ですね、出勤しているようですね」と言いましたら「土日に活動し、平日にもイベントがあるのでまさに出勤状態です!」とおっしゃってました、本当に地元が好きなんですね!