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県民参加の森づくり事業を活用

鳥海山にブナを植える会が今年2回目の育苗活動を実施

秋田県森林ボランティア団体 鳥海山にブナを植える会
  •  令和6年4月27日(土)に、にかほ市象潟字栗剥山の鳥海山にブナを植える会の苗圃において、今年2回目の育苗活動が行われました。
  •  この日は、前日にゴールデンウィークに備え、ブルーラインが全面開通し、いよいよ初夏の様相になってきました。こんなにくっきり鳥海山が見えたのが久しぶりなので嬉しくなりました。
  •  今回も前回初参加の方々が参加されたので、20名の参加になりました。作業としてはブナが植栽されている部分の草取りと周囲の草刈り(機械化部隊)が主体です。
  •  苗圃周辺の菜の花も満開になりました。象潟インター付近にある風量発電機、いつもこれを目印にしてきます。
  •  私が着く頃には皆さん思いっきり作業に取りかかっています。手際が良いというか、本当働き者揃いです。
  •  もちろんブナを植える会が誇る機械化部隊の皆さんも頑張っています。松本副会長はネットの修理に取り組んでいます。
  •  今回ブナを見ていて気づいたのが、個体によって随分形態が違うということです。普通に育っている苗(左上)もあれば、芽だしが遅れている個体、葉が残っており芽がまだ開いていないもの、葉が毛深いもの、など様々です。枯葉が付いているものは繁野さんによればカイガラムシが付いて元気がないものは葉が落ちないらしいとのことです。また、育ちが悪く山に行けなかった苗はなかなか大きくなれないとか。
  •  おなじみ?の雑草達です。毎回キレイにしても次に来るともっさりと生えています。特にスギナはしぶとくて抜いても抜いても出てきます。
  •  苗圃の隅の方にはムスカリがかなり広がっていて春を実感しますが、残念ながら刈り払われてしまいました。毎年増えているので雑草扱い?
  •  苗圃の真ん中のところは今回は手を入れないで良いということでしたが、理由が分かりました。トラクターの投入でした。3年目で初めて見ましたが、機械の威力はすさまじく10分ほど耕し終わり早々と帰って行きました。須田会長の息子さんの会社の所有で、会長の話では大きな機械が増えて自分には運転させてくれなくなったとのこと、この機械の操縦は従業員の方だそうですがさすがプロです、ブナの植えてあるギリギリのところまで耕してくれました!
  •  今回のもぐもぐタイムは、散りかけのサクラの下、山菜シーズンということもあり大変豪華で、コシアブラ・ワラビのお浸し、、サシボの酢味噌和え、煮付け、ゆべし、豆おにぎりなどお腹いっぱいいただきました。話しも弾んでいつもより賑やかだったような。毎回作ってくださる女性陣には深くお礼を申しあげます、ご馳走様でした!!
  •  見違えるように整備されました。すごく充実感があります。
  •  須田会長が日本みつばちの会というスタジャンを着ていたので聞いたら「自分でみつばちを飼っている、そろそろ分蜂の時期になるので楽しみだ。」そうです。ちょうど前日に岩城の田口恵子さんから日本みつばちの話しをしていたところだったので、いろいろとお聞きしましたが、 とても奧が深く何と由利本荘だけで会員が40名近くいて情報交換や飼育方法の検討をしているそうです。