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県民参加の森づくり事業を活用

鳥海山にブナを植える会が今年3回目の育苗活動を実施

秋田県森林ボランティア団体 鳥海山にブナを植える会
  •  令和6年5月25日(土)に、にかほ市象潟字栗剥山の鳥海山にブナを植える会の苗圃において、今年3回目の育苗活動が行われました。
  •  この日は、朝からどんよりした雲が垂れ下がり鳥海山は最後に裾がちょっと見えただけでした。なかなか山頂が拝めません。見えそうで見えな~い鳥海山♪
  •  今回も前々回初参加の方々が参加されましたが、他のイベントと重なった方が多いそうで13名の参加になりました。横山さんが久しぶりに参加されましたが、竹内さんや小泉さんが見えず、女性陣も松永さんだけでした。須田会長も田植えの関係とかで途中から外れました。
  •  作業としてはブナが植栽されている部分の草取りと周囲フェンスの草刈り(機械化部隊)が主体です。
  •  苗圃周辺の駐車スペースも草が伸び、車がすれ違えるよう機械化部隊が草刈りしてくれています。。
  •  タニウツギもそろそろ花が終わりかけです、10日は例年より早いような。これが咲くと根曲がり竹が最盛期ですが。
  •  ブナ苗もすっかり大きくなりました。前回トラクターで耕した部分は草が生えてきません、機械ってすごい!
  •  それにしても、植えたわけではないのに雑草は毎回ちゃんと?出てきます。
  •  今回は、にっくき敵の雑草のおさらいです。上はヒメスイバ、タデ科ギシギシ属の外来種ですが、どこにも生えており、根茎を伸ばして増えます。現場に斑入りのものが有ったので家で育てることにしました。家にはツユクサの斑入りもありますが、斑が入ると可愛く見えます。
  •  左はカラスビシャク、サトイモ科ハンゲ属で日本全土の畑に生える。右はセイヨウタンポポ。
  •  左はオランダミミナグサ、ナデシコ科ミミナ属、ヨーロッパ原産の外来種。右はおなじみのスギナ、トクサ科トクサ属。
  •  左はオニタビラコ、キク科オニタビラコ属。右はアカカタバミ、カタバミ科、カタバミ属。
  •  左はアライトツメクサ、ナデシコ科、ツメクサ属。右は蚕によく似た青虫、雑草やら虫やらでブナの敵は多し!
  •  いつもより人数が少ないですが、働き者揃いで黙々と作業を進めています。朝は寒いくらいでしたが次第に日差しが出てきて汗が出るようになりました。
  •  今回のもぐもぐタイムは、リンゴの砂糖煮で松永さんの提供です。昨年の暑さで鳥海のリンゴの色づきが悪かったため、煮込んで冷凍庫で保存していたそうです。さっぱりしていて労働後はありがたい甘さです。
  •  この日は佐々木さん(右下中央)が絶好調で衆目を集めていました。
  •  話しをしているときに、カンコンと小屋をたたくような音が聞こえていましたが、風力発電のメンテナンスをやっているところでした。一基だけで大変そうなのに秋田の海岸線にある数多くのメンテナンスはどうなんでしょう?
  •  休憩後も作業が続きましたが、繁野さんが枯れた苗木を見つけて持って来ました。小さな穴が3個所に開けられておりカミキリ虫(テッポウムシ)の仕業のようです。う~む敵多し!
  •  今回も見違えるようにキレイになりました。次の作業は6月8日の植栽現場の下刈り等です。頑張りましょう!