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県民参加の森づくり事業を活用

鳥海山にブナを植える会が今年4回目の育苗作業

秋田県森林ボランティア団体 鳥海山にブナを植える会
  •  令和6年6月29日(土)に、にかほ市象潟字栗剥山地内の同会の圃場においてブナの育苗作業が行われました。
  •  6月8日に鳥海山2合目の旧クリ園で行われた育林の日の作業では、久しぶりの参加の方もいましたが、恒例の作業ではいつもの皆さんが集まりました。今回は15名の方が参加されました。
  •  この日も晴天で、今年の取材の晴れ記録は依然として続いています。秋田市から来るときは鳥海山の頂上付近がキレイに見えていましたが、下から雲がわき上がり、現場では結局姿が見えませんでした、その代わり先日頂上まで登山しましたのでその時の写真を後でご紹介します。
  •  私は圃場脇の道路奧に車を駐めていますが、車回しのところまでキレイに刈り払いされています、毎回ありがとうございます。道路脇のヤブにはイボタノキが花を咲かせていました、もう夏も間近です。
  •  既にあちこちで皆さん作業しています。機械部隊の皆さんは相変わらず刈り払い機でガンガン雑草を退治しています。須田会長はフェンスの外回りを刈っていますが、風よけのネット越しに撮影したので怪しい人風?に映っています。
  •  今回の手強い雑草ども、ですが、以前トラクターで耕したところはまた機械を入れてくれるということで、ブナ苗間の雑草を主体に退治しました。
  •  会長が外回りを刈っているときにフェンスにクズのツルがものすごく絡まっているのに気がつきました。今日はこれを徹底的に退治しようと思い、ちょうど手鎌を持って来ていたので、早速挑戦しました。が、言うは易く行うは難しで、この日の暑さも加わり汗かきの私は、全身グチャグチャになりました。
  •  ここで1回目の休憩が入りました。今日のおやつは松永さんのお手製の揚げ菓子です。疲れてくるとエネルギー源にちょうど良いですし、甘くておいしいです。
  •  休憩後に作業が再開しました。下の2枚の写真の雑草はトラクターが耕す予定ですが、、当初はそこの部分もやらないといけなかったので、休憩3回挟んで作業の可能性もありましたが、2回目の休憩で終了しました。やはり機械には勝てません。
  •  2回目の休憩です。帰りの道路の温度計は30℃になっていましたが、こうなると冷たい飲み物がありがたいです。森水協会の情報誌に会の活動が紹介されたこと、7月6日の森林祭のことなどが報告されました。
  •  あちこちのフェンスが見えないくらいクズが生い茂っていましたが、スッキリしました。莫大な量のクズが退治されました、私はクズとセイタカアワダチソウが大嫌いなので、気分もスッキリしました!
  •  ところで繁野さんも「ここ1ヶ月のブナの生長が例年になくすごい」と言っていましたが、同感です。あちこちで今年は病害虫が少ない、植物の生長が良い、という話しを聞きます。.昨年の猛暑が影響しているのか今年はことのほか昆虫が少なく思えます。サクランボが大凶作と言われていますが、野菜等は順調ですから、今後の天候はどうなるのか?
  •  さて、6月21日に鳥海山に登山しましたのでその時の写真を載せます。作業の時に小泉さんと話しをしたら小泉さんは祓川から14日に登ったそうです。私は鉾立から千蛇谷~新山~七高山~外輪山~鉾立と歩きました。夏至の日でしたが前から登ろうと決めていたので天気が良くて最高でした。
  •  鳥海山のドラゴンアイ(鳥海湖)がパッチリと目を開けていました。周辺に群生しているのハクサンイチゲが満開です。
  •  雪渓歩きが長いのですが、千蛇谷には大きな落石があちこちにあり、恐いのであまり外輪山の方には目を向けないで歩きました。
  •  私は古希を迎えましたが、新山と七高山の両頂上を踏むことができました。健康で長生きを祈念してきました。