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県民参加の森づくり事業を活用

鳥海山にブナを植える会が今年最後の育苗活動

秋田県森林ボランティア団体 鳥海山にブナを植える会
  •  令和6年9月28日(土)に、にかほ市象潟字栗剥山地内の鳥海山にブナを植える会の苗畑において今年最後の育苗活動が行われました。
  •  個人的には先月の作業が大曲の花火と重なったため2ヶ月ぶりの参加ですが、9月7日に30周年記念式典があったので空白感がありませんでした。
  •  今回も良い天気になりました。ここまで今年の活動取材は1回も雨に当たっていません。
  •  参加者は16人でした、毎回ご苦労様です、皆さん笑顔が素敵です!
  •  鳥海山はすっかり雪も消え、夏山らしくなりましたがまもなく新雪が降って長い冬を迎えます。今年中にもう一回登ろうとおもっていましたが、来年の宿題になりそうです。
  •  現場に着くと駐車スペースや車回し、苗畑の周囲までキレイに刈り払いされていました。今野さんが前日までに刈り払ったそうで、本当に助かります!
  •  入口にあり苗育成中の看板です、今年は見納めになりますが、なかなか味のある看板で気に入っています。
  •  私が着く頃には皆さんとっとと作業を開始しています。なんでこんなに一生懸命なんだろうと思うくらい作業に打ち込んでいます。
  •  機械化部隊はフル活動ですが、苗畑はこれ以上は雑草も生長に影響しないということで人力部隊は別の仕事をします。
  •  空き地部分のところが妙にキレイになっていましたが、そう言えば前回トラクターを入れて整地するということでした。やはり大型機械の威力はすごいですね。
  •  またまたクズが生い茂っていました。風通しが悪くなるし、来年もはびこると困るので退治しました!
  •  今回は、10月19日(土)に行われる30周年記念植樹祭の参加者にブナの葉をラミネートして渡すので手頃な葉を集めました。そのためブナの苗をよく見てみると、大きさは勿論、葉の色や大きさが違ったり、葉が丸っぽいものやとがっているものなどいろいろあるのに気づきます。人間と同じでいろんな遺伝子を持っているのでしょう。
  •  形が良くて、あまり大きくない葉を探しますが、虫に食われていたり一部枯れたりとなかなか良い葉を探すのも大変です。
  •  いよいよもぐもぐタイムです!7、8月は女性陣の参加がなかったということで、つつましいもぐもぐタイム(失礼!)でしたが、今回は料理自慢がお揃いでしたので、豪華なメニューでした。
  •  ソーメン入りおいなり、玉子寒天、コーヒー寒天、辛子漬け物、揚げ餅などおいしくいただきました、また来年もよろしくお願いします!
  •  亀屋の佐々木さんが85歳の誕生日を迎えたこと、30周年記念誌の編集に入ること、12月には社会貢献支援財団の表彰を受けること、そしてその報告会を兼ねた昼食会を開催するので是非参加するように、と盛りだくさんの報告事項がありました。皆さん和気あいあい、笑い声が絶えません。
  •  後半の作業では、繁野さんと斎藤さんが10月に植える苗の下枝を剪定ばさみで切ったり、ラミネート用の葉を採取しましたが、西村さんが虫に刺されたというので見に行くとイラガの幼虫でした。デンキムシと言われるほど痛い虫で私も刺されたことがあります。ブナにも付くんですね、気を付けましょう。(と言っても葉と同じ色なので殆ど分かりませんが)
  •  あまり大きくなった苗は掘り起こしや植え付けが大変なので、適当な大きさの苗を山に持っていくそうです。
  •  今年の育苗活動も無事終了し、会長から総括のあいさつがあり解散となりました。
  •  終わってしまうと喪失感がじわっと湧いてきます、これが森林ボランティア活動なんですね。ご苦労さまでした!そしてありがとうございました!