令和6年度森林ボランティア団体等情報交換会を開催
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- 令和6年9月18日(水)に、秋田県森林学習交流館(プラザクリプトン)において、当サポートセンターが標記会議を開催しました。例年より早めの開催でしたが、会場がほぼ満員になる67名の参加を得て無事終了しました。多くの森林ボランティアの方々に参加いただきありがとうございました。
- 情報提供団体として、東北森林管理局森林整備部技術普及課、秋田県農林水産部森林環境保全課、(公社)秋田県緑化推進委員会、秋田の森林活用協議会からそれぞれの森林ボランティアに関する事業や制度の説明などがありました。
- また、活動報告では、日本を代表する森林経営家である秋田市の佐藤清太郎氏から所有する森林を活用しながら30年で区切りを付けたボランティア団体「風のハーモニー」を振り返り、新たに「健康の森」として歩みを始めたことを報告いただきました。
- なお、今回使用した資料については、別途ホームページにアップしますのでご参考にしてください。
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- 全県各地から会場がほぼ満員となる67名の参加者がありました。
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- 受付と会議室入り口には税事業ののぼりを立ててPRしました。
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- 福井の司会進行で会議が始まり、最初に森合専門員とサポートセンターのメンバーの自己紹介です。
- 本日の日程等を次第により説明しました。
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- 情報提供団体を代表して、東北森林管理局の春日技術普及課長からあいさつをいただきました。
- 情報共有や後継者の育成の大切さなどをお話ししていただきました。
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- 活動報告では、佐藤清太郎氏から、「森に学び・森と生きる」と題して、ご自分の幼少期の話しから、ボランティア団体「秋田森の会・風のハーモニー」立ち上げの経緯、活動内容、自分の森林経営に対する思い、などが語られました。風のハーモニーで事務局だった斎藤さんも来ていただきました。
- 30年を経て、高齢化等による会員の減少や活動の鈍化などで会の休止に至る経緯など、県内の多くのボランティア団体が抱える悩みにヒントとなるお話しもありました。
- 最後に「健康の森」として今後の森林経営を続け、後継者として伊藤さん、黒崎さんの2名が紹介され、二人からもそれぞれ自己紹介がありました。
- 会場からは、若い後継者に対するエールも込めて、万雷の拍手が送られました。佐藤さんは今年80歳を迎えますが、人生100年時代です、まだまだ頑張ってください!ありがとうございました!
- ちなみに佐藤さんとスタッフの皆さんには最後まで会議を聞いてくださいました。
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- 後半は情報提供ですが、最初は東北森林管理局技術普及課の大日向さんから、国有林における森林ボランティア活動について、協定締結による国民参加の森林づくり、イベント実施団体の募集について、が説明されました。
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- 続いて、秋田県農林水産部の山口さんから、秋田県水と緑の森づくり税事業について、秋田県の森林ボランティアの支援等について、令和6年度森林ボランティア活動支援事業一覧、第50回全国育樹祭の決定について、が説明されました。急遽、春日主幹が出席できなくなり代理での説明になりましたが、丁寧に説明してもらいました。
- 私からは、県民参加の森づくり事業について、森林ボランティア活動支援事業と森づくり県民提案事業の棲み分けと締め切り期限について質問させて貰いました。
- 会場からは、全国育樹祭の開催地はどこか?という質問もありましたが、まだ公表できないとのことでした。
- 市内の小学校の敷地にあるマツが松くいによって枯れているが、教育委員会に通報しても梨の礫だがどうすれば良いのか、被害が拡大している、との意見もありました。基本的にはマツを所有する者が処理するので県が勝手に伐るわけにはいかないとの回答でした。(この場合は秋田市教育委員会)
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- 緑化推進委員会の戸部専務からは、緑の募金助成ガイド、令和6年度「緑と水の森林ファンド」、森林ボランティア団体向けの主な助成事業などが説明されました。この中で事業採択については広域的な団体であることなど条件が厳しいとの話しがあり、会場からは県の税事業も含めて、利用者に使いやすいようにして欲しいとの意見がありました。
- また国土緑化機構の特別協力企業となっている5社はどういう理由か、という質問には多額の寄付を行っている企業であるとの回答でした。
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- 最後は、秋田の森林活用協議会の沼倉事務局長から令和7年度の国の新規予算要求について、令和6年度森林・山村多面的機能発揮事業等について説明がありました。
- 情報提供終了後も個別の団体に相談したいことがあれば、ということで引き続き情報提供団体に残っていただき、質問者に対応していただきました。
- 熱心なやり取りもあり、会議は16時近くまでかかり遠方からお越しの方にはご足労をおかけしました。来年も同様に開催したいと思いますのでよろしくお願いします。
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