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NPO法人角館里山再生PJが
第4回しおがま街フォトロゲイニング大会に参加

秋田県森林ボランティア団体 NPO法人角館里山再生プロジェクト
  •  令和6年6月2日(日)塩竃市において、第4回しおがま街フォトロゲイニング大会が開催されました。
  •  昨年からフォトロゲイニングに取り組んでいる角館里山再生PJでは、大澤事務局長が中心になって春のならし大会と秋の本大会を開催しましたが、今年も6月9日(日)の春大会に向けて他の大会にも参加しています。
  •  先日の山形大会に続き県外の大会となりますが、塩釜は昨年に続き2回目の参加になります。
  •  5月30日から6月2日まで仙台市でポケモンGOの世界イベントがあるそうで、周辺の宿はどこも満員のため、我々は前泊を諦め、朝3時に秋田市を出て塩釜に向かいました。
  •  このため県外から来た人は少なかったようで、スタッフから暖かい声を掛けてもらいました。
  •  会場のマリンゲートは仙石線本塩釜駅から空中通路で繋がっており、津波の際の避難場所になっています。ここにはポケモンは出ないのか周辺は空いていました。
  •  今回は、NPOの大澤事務局長と後藤さん、仙台市在住で田沢湖出身の庄子さんと私の4人で一般の部にエントリーしました。
  •  受付には続々と参加者が集まってきています。
  •  マリンゲート3階の会議室で、大会主催者側からあいさつやルール説明が丁寧にありましたが、初参加者が多いのと昨年より20人以上参加者が増えたそうで、ポケモンイベントのあおりを受けること無く、フォトロゲが定着してきているように感じました。
  •  それにしてもお揃いのユニフォームを着ているチームが多く、ランニング関係の同好会が数多く参加しています。作戦タイムは15分ほどですが、我々はあまり無理しないで回れる範囲にしました。
  •  今年の地図とポイント説明書ですが、縮尺が2万5千分の一になっており、かなりの広範囲です。
  •  いつもは1万2千5百分の1の地図なので、気を付けないと回れきれません。
  •  実は昨年は桂島という島に渡ってポイント回りをしたので、今回は前回に回れなかった島のポイントを回る順番を考えてきたのですが、残念ながら島コースはありませんでした。
  •  取りあえずは、電車、バスの公共交通機関は利用できるので、多賀城市に行くコースを選びました。
  • 全員の記念写真を撮ってから10時ちょうどにスタートです。それぞれが考えたポイントに向かって散らばります。我々の回った主なポイントを紹介します。
  •  蒲鉾屋やお菓子屋さんなどの近場の点数の低いチェックポイントから回り、塩釜まちかど博物館に来ました。昨年は最後にここに来て飲み物を頼み遅刻しそうになりましたが今日はまだ開店前です。直ぐ近くに懐かしさを感じる駄菓子屋さんがあり健在でホッとしました。
  •  鹽竈神社の参道の階段を上り、大正時代に建てられた旧亀井邸に行くと、着生欄であるセッコクの花が満開でした。
  •  引き続き長い階段を上り、鹽竈神社の奈良時代以前に始まったという仙台藩の鋳銭釜(ちゅうせんがま)に向かいます、昨年は神社がポイントでした。
  •  塩釜は、漁港、商港として栄え出入りする船が船内で消費する味噌、醤油を作っていた荻原味噌醤油醸造元、ここで玉こんにゃくを食べるとボーナス点が付きます。
  •  右は、エスプ塩竃という公園にあるツリーハウスですが、住宅街の中にあり使用するときは許可が必要だそうです。
  •  東北本線の塩釜駅から電車に乗り、国府多賀城駅に向かい周辺のポイントを探します、多賀城創建1300年だそうで、これから様々なイベントが開かれるそうです、ちょうど話しかけたおじさんがガイドをやっているそうで、詳しく教えてくれました。
  •  秋田県の払田の柵のような広い公園敷地の小高い山に多賀城碑があり、今年国宝に指定されたそうです。
  •  多賀城政庁跡は広大な敷地の中央にあり、重要な政務や儀式を行ったとか。途中から道なき道?を行き、我々が通ったポイントでは最高点の加瀬沼に着きました。
  •  だんだん時間が無くなってきました、改めて2万5千分の1の地図の怖さを感じます、なんぼ歩いても地図上はさっぱり進みません。
  •  陸奥総社宮では、杉のご神木前で撮影ポーズでした。
  •  東北本線を跨線橋で越え、多賀城廃寺跡の石碑を経て東北歴史博物館に行きますが、ここは多賀城駅のすぐ裏手で最初に回っていればと悔やまれました。
  •  多賀城市最後のおもわくの橋をやっと探し当て、今度は仙石線の多賀城駅から本塩釜に向かいます。
  •  このときに乗った電車は、13:31発でしたがこの後の電車だとマリンゲートまで14:00には帰れませんでした。電車時間も調べずに歩いていたので、非常にラッキーでした。
  •  本塩釜駅で降り、時間を見ながら最後のポイントの東日本大震災のモニュメントを回り、ゴールに戻ってきました。残り7分でした。
  •  点数表を提出し、結果を待ちます。会場はむんむんの熱気です。我々高齢者(庄子さんは違います)チームは一般部門で27チーム中14位の結果でした。
  •  フォトロゲは走りたい人、歩きたい人、街歩きを楽しみたい人、ファミリーで楽し見たい人、1人で回りたい人、など様々な人が参加しています。そこの地域の魅力を自分なりに感じることができます。
  •  この日は、4時間コースでなんだかんだ2万7千歩歩きました。6月9日の角館春大会の様子もレポートします。秋大会には是非皆さんも参加してください。