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県民参加の森づくり事業を活用

湯沢市 森人の会が森の収穫祭を開催

秋田県森林ボランティア団体 森人の会
  •  令和6年9月29日(日)に湯沢市小野字大清水地区「雄湯郷(ユートピア)手づくりの森」において森人の会が日ごろの会員の活動に感謝して芋煮会を開催されました。
  •  この日も木漏れ日が気持ち良い秋晴れの一日となりました。この会の不思議なところは、毎回参加者が結構入れ替わる割には皆さんその都度仲が良く、昔からの知り合いという感じです。非常にアットホームな雰囲気でこれも片野会長のお人柄の影響でしょう。(今回は会員の方が撮影した画像も拝借しています)
  •  木製デッキの上にシートを広げ、オールフリーの飲料で乾杯です。(相乗りの方はアルコールOKです)
  •  片野会長が用意した天然鮎や焼き鳥、メインの芋煮など次から次へと料理が出てきます。私もさすがに超満腹になるほといただきました、これで高血糖で医者に怒られるのは決定です?
  •  まず現場に着いてびっくりしたのが、正面入口付近の地面がグチャグチャにかき回されていることでした。
  •  以前に隣の山の斜面が重機でひっくり返したように荒らされていましたが、イノシシに間違いありません。ただし湿気の多いところなのでミミズを狙ったのか?それにしてもこの付近に住処があるのでしょう。秋田県の人口はどんどん減っていますが、野生動物だけはかなり増えています。最近はニホンジカも出没しているそうです。
  •  7月に植栽し、8月に植え穴を大きくし肥料を与えた我がサクラは元気に育っていて、枝も増えてきました。今回も毛虫が付いていました、山の中では虫にとってはご馳走なのかな?
  •  入口にあるミズナラの大木ですが、前回ハイイロチョッキリという虫に大量の実が落とされていました。今後実の中の卵が孵って来年大発生すると困るということで無数に落ちている実を拾うことにしました。(この樹も外見は元気そうですが、フラスが根元付近に出ており、来年にはナラ枯れの被害に遭いそうです)
  •  3人で担当しましたが、中腰で作業するので結構疲れます。実には小さな穴が空いています。小出しに沢山採りました。向かいふるさと山荘の横にクリの木もありますが、皮だけ残ってキレイに食べられています、誰が食べたのでしょう?○マに違いないと思います。
  •  樋渡さんが、ドングリを焼くための穴を掘っています。ドングリを焼いて中の虫もやっつける作戦ですが、思ったより水分を吸っているのでなかなか焼けません。
  •  そろそろ冷え込んできたので、シイタケが出ていれば芋煮の具になるからとあちこちのホダ場を見に行きましたが、残念ながら空振りでした。もうちょっと冷え込んだらなあ。
  •  ウッドデッキ近くのミズナラの枯木が倒れていました。前回は倒れていなかったので最近だろうということです。県内あちことでナラ枯れが拡大していますが、こうなると危ないです。
  •  デッキの上には、ハイイロチョッキリに切られた葉や実が積もっており、これをホウキで払い、ブルーシートを敷いて会場を作ります。
  •  ウッドデッキでは女性陣が集まり鍋物と焼き鳥が制作中、入口にあるいろりでは、片野会長が捕った天然鮎を遠赤外線でじっくり焼いています(すごい数です!)。
  •  さあ芋煮会が始まりました。ご馳走だらけでおいしい、おいしいを繰り返しながら食べました。至福の時間を過ごせました。皆さんそれぞれ様々な話しで盛り上がっています。面白かったのは、大曲の花火の交通量調査の話しでした、ただしもう行っていないそうです。
  •  昨日のブナを植える会でもおいしい料理をいただきましたが、毎日極楽にいるようです。これも普段の努力があってこそ!です。
  •  私は、大曲で用事があるため途中退席しました、片付けも手伝わず食い逃げしたようですがご勘弁ください。次回は一生懸命働きますので!