県民参加の森づくり事業を活用 |
湯沢市森人の会が森の手入れを実施
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秋田県森林ボランティア団体 森人の会 |
- 令和6年8月25日(日)に湯沢市小野字大清水地区「雄湯郷(ユートピア)手づくりの森」において、森人の会が先月に続き森林整備を実施しました。
- 天気予報ではずっと雨のマークが付いていましたが、前日辺りから急に晴れマークに変わりました。さすが片野会長は晴れ男です。この日は10人の参加で男性は4人でした。女性が多いのが特徴です。
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- 秋田市を早めに出てきたつもりでしたが、現場には皆さんお揃いでした。片野会長から今日の手順が説明されます。前回植えたサクラの植え穴が小さすぎたので掘り直しする班と、来月予定されている芋っこのため、テラスの周辺の下草を刈る班とに分かれて作業することになりました。
- ここは隣の急東山森林公園にクリ園があった関係で、山の上部にはまだクリの大木があるのでクマが生息していることから作業前には爆竹で人間の存在を知らせます。
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- 片野会長と樋渡さん、私の3人がサクラ担当になりました。サクラは我が家に種子から生えた苗ですが、8月は雨が少なかったので 元気でいるか心配でしたが、元気でホットしました。
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- 苗の回りを幅1.5m、深さ50cmほどとにかく掘りますが、山荘を建てた時に切り土したところなので、地山の赤土が堅くなってなかなか唐鍬やスコップが刺さりません。穴掘りは一番の重労働ですが、この日の蒸し暑さと重なり、1時間以上の作業で滝のような汗が出てズボンの先までびしょびしょになりました。
- 近くの山側の表土を取り、黒土を掘った穴まで運びます。
- 片野会長が専門家から聞いた内容では、根が伸びていくところに有機肥料を撒いて将来の栄養を確保すると良いということで、穴に固形有機肥料も入れました。八乙女山を守る会で使っているグリーンパイルの話しをしたら試してみたいということでした。
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- 黒土の上に掘った赤土を載せて、支柱を添え、出来上がり!次回までには根が落ち着くので支柱は取って冬に備えます。まだ花芽が付いていないので花は再来年かな。
- と思って幹をよく見たらなんと10cmほどの尺取り虫が付いていました、ところどころ葉が食われていたので怪しいと思ってましたが、よくサクラを見つけたもんです。勿論かわいそうですが処分しました。
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- ところで休憩時間の時にテラス一面にドングリが葉を付けたままで大量に落ちているので、なんでこうなったんだろうと話題になりました。山の入口にも大きなミズナラの樹がありますが、そこにも大量に落ちていたので気になっていました。
- スマホでグーグル検索すると「ドングリの枝落とし」という現象で、ハイイロチョッキリというゾウムシの仲間がドングリの実に卵を産み付け、枝のところを鋏で切ったように鋭く切って地面に落とすのだそうです。どんぐりとハイイロチョッキリ | NHK for School
- 今年は、山の実が豊富でクマも里に出てこないという話しもありますが、ドングリがこうなるとクマも大変です。
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- ミズナラの大木の葉が枯れてきていたので、ナラ枯れかと根元をみるとフラスが大量に吐き出され、小さな穴が無数に空いています、間違いなくカシノナガキクイムシの仕業です。片野会長の話では湯沢周辺では、ナラ枯れが治まってきたと思ったら、今年はまたあちこちで枯れているそうです。
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- 休憩の後は、監視カメラの設置です。秋になるとホダ木は勿論、ナラ枯れ被害木にもかなりのキノコがでるそうですが、これを盗みにくる輩がいるそうで、昨年会長が犯行現場を押さえた時は、車に大量のキノコが積んであったそうです。世の中害虫以外にも悪者がいます。
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- 我々以外の皆さんはひたすら草刈りです。手鎌でやっている女性陣からは、休み時間に疲れ果てた!との声が。随分スッキリしました、これなら芋っこ100人来ても大丈夫だ!そうです。
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- 2回目の休憩後、会長と樋渡さんは草刈りも始めました、本当に良く働く人達です。
- 会長は前日に由利本荘市の大雨災害の片付けボランティアに行ったそうで、300kgのドロを被害宅から出したそうです。
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- 無事作業も終了して解散です。整然とした林内は気持ち良い空間になりました。
- 次回は、芋っこだそうですので、是非また駆けつけたいと思います!ご苦労さまでした。
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