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県民参加の森づくり事業を活用

NPO法人白神ネイチャー
山の森・海の森・二ツ森づくりをテーマに植樹祭を実施

秋田県森林ボランティア団体 NPO法人白神ネイチャー
  •  令和6年10月6日(日)に八峰町八森字御所の台において、NPO法人白神ネイチャーが植樹祭を実施しました。
  •  あきた白神体験センターで開閉会式を行い、植樹はバスで移動して旧八森中学校裏の山で行われました。
  •  10月に入りお天気の不安定な日が続きましたが、この日は晴れ渡り秋らしい素晴らしい天気になりました。お天気男の山崎会長の面目躍如といったところです。能代の沿岸から男鹿半島まで素晴らしい景観ですが、風力発電機がかなり立っています。
  •  式典会場の体験センターには多くの人が集まって開会式が始まりました。NTT東北やイオン財団などの協力団体の方々も多数参加しています。
  •  会場のあきた白神体験センターです。国道101号線を挟んでJRあきた白神駅があり、産直温泉施設のハタハタ館と跨線橋で繋がっています。
  •  入口を入るとスタッフの皆さんが受付をしています。名札や記念品、軍手などを受け取ります。NPO事務局の大高さんがいつものように娘さんと忙しく働いています。前日の準備から娘さんは手伝っているそうです。
  •  会場では、20年来参加している東京農大の学生さんがボランティアで協力しています。
  •  山本さんの司会で始まり、山崎会長が「ハタハタが獲れなくなったのが、植樹をするきっかけだった。森という字が木3本でできているので、1人3本ずつ植えてもらうが森林になるよう頑張って5本植えても結構です」というあいさつがありました。
  •  東京農大の橘教授からは、「ボランティアの体験をするため10名の学生を連れてきた、日本は地震と大雨などの災害大国である、長い時間をかけて自然は作られるので頑張ってブナの森を作りましょう」とあいさつがありました。
  •  植樹の指導は鈴木さんが説明しましたが、途中からは山崎会長も加わりました。
  •  3台のバスに分乗し10分ほどで現地に着きます。現地には介護所やトイレも用意されて安全対策も万全です。
  •  バス毎に地域が分けられ、それぞれの入口に杭、唐鍬、苗木などが用意されており、下刈りの際の誤伐対策の杭には参加者が日付、名前、苗木にかけた思いなどをマジックで書き込みます。
  •  あちこちで、植え穴を掘ったり苗木を固定したり、杭を打ったりと皆さん一生懸命作業しています。風はさわやかですが、日差しが強いので汗が出てきます。
  •  私もしっかり3本植え、メッセージも書きました。
  •  ここでも大高さん親娘が頑張っています!
  •  あれ、見たことがある人がいる、と思ったら県議会の薄井議員でした。峰浜の植樹祭から参加されているそうで、八森になっても続けているそうです。森林・林業に深いご理解をありがとうございます。また、私が現役の時にはお世話になりました。
  •  しっかりと植えられたブナの苗木、無事大きく育って!!
  •  体験センターに戻り、昼食タイムです、名札のケースと引き替えにおにぎり弁当をいただきます。能代市で活躍するIOSというグループがミニコンサートを開きました。
  •  南米のフォルクローレ楽器で「風の楽器」と呼ばれる「サンポーニャ」をメインリードに身近な「風景」をテーマにしたオリジナル楽曲を演奏するグループだそうですが、そのとおりの癒やし系の素晴らしい演奏でした。
  •  狩山副会長から「海外の難民キャンプに行ったとき、2時間車に乗っても川も橋もなく、緑も殆ど無かった、つくづく日本は素晴らしい国だと思った」という体験談があり、山崎会長の締めのあいさつで終了しました。いつもながら段取りの良さに感服します。