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県民参加の森づくり事業を活用

八乙女山を守る会が中仙中学校2年生とサクラの手入れを実施

秋田県森林ボランティア団体 八乙女山を守る会
  •  令和6年6月6日(木)に道の駅なかせんに隣接する斉内川サクラ並木において、八乙女山を守る会が中仙中学校2年生66人(すごい6並びです!)とツル切やひこばえの整理をしました。例年行っていますが、私にもサクラがだんだん元気になってきているのが分かります。
  •  なお、中仙中学校の2年生からは昨年の情報交換会で活動報告もしていただきました、改めてお礼を申しあげます。
  •  今年の2年生の皆さんは体格が良くて、私より背の高い生徒さんがたくさんいました。これから10班に分かれて作業します。
  •  最初に熊谷会長からサクラ並木の歴史などが語られ、皆川(左下)事務局長の司会により作業の手順の説明があり、樹木医の黒坂さんからひこばえがあると栄養が分散して良い花が咲かない、ツル類もサクラの成育を妨げるので取って欲しいと具体的なお話しがありました。
 
  •  高枝伐りのこや剪定ばさみも準備万端です。
  •  生徒さんを10班分け、それぞれの班の作業リーダーが紹介されます。熊谷会長は判断が難しいという木がある10班のリーダーです。
  •  大仙市役所中仙支所から佐藤さんと加藤さんが駆けつけ、さらには大仙市役所の道路維持作業車に先日整理した枯れ枝等を積み込み周辺もキレイになりました。行政の後援もあり地域一体となった取組です。
  •  ところで赤テープが巻かれたサクラがあり、聞けば日本ミツバチが巣を作っているとのことで危険防止からこの木は手入れをしないそうです。写真ではわかりづらいですが、盛んに蜂が出入りしていました。今年は、日本ミツバチの話しをあちこちで聞いていますが実物は初めてです。
  •  難しいサクラは、太い枝が横に張りだしている途中からたくさんのひこばえが生えてきており、そのまま残して真っ直ぐ伸ばした方が良いのか、伐った方が良いのかの判断でした。会長は細かく説明しながらやはり伐った方が良いという判断になり、生徒達が協力して伐っていきます。
  •  他の班も指導を受けながらどんどん作業を進めます。身軽な生徒は木に上って作業をしますが、私の年ではとてもとても・・・。 
  •  ひこばえやツルが絡んでいたサクラも作業後は見違えるようにすっきりしました。これで来年も良い花を咲かせてくれるでしょう。
  •  終わりの会では、元校長先生で八乙女山を守る会のメンバーでもある戸嶋さんから今日の作業の総括があり、生徒代表から感想とお礼があり、無事終了しました。学校までは歩いて十数分です。