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県民参加の森づくり事業を活用

八乙女山を守る会が中仙小学校6年生と斉内川のサクラに施肥

秋田県森林ボランティア団体 八乙女山を守る会
  •  令和6年6月11日(火)に道の駅なかせんに隣接する斉内川のサクラ並木において、八乙女山を守る会が中仙小学校6年生27人と一緒に施肥を行いました。6日には中仙中学校と左岸側のサクラの手入れをしましたが、今回は右岸側(道の駅側)のサクラに肥料を施します。
  •  小学生は5班に分かれて5~6人のグループになります。先日の八乙女山公園の自然観察会で見覚えのある子どもさんもいました。
  •  道の駅なかせんは昨年も技術研修会でお世話になりましたが、直売やレストラン、会議室などがある複合施設です。小学校は歩いて15分ほどですが、生徒達は歩いて来ました。
  •  9時から始めの会ですが、早く着いたので小休憩です。道の駅のすぐ裏のサクラ並木です。この日の生徒の参加者は26人で5~6人の5班に分かれます。
  •  今回は、佐藤さんの司会ではじめの会が始まり、熊谷会長から先週のひこばえ整理や施肥をすることによってサクラが元気になり美しい花を付けるようになったとあいさつがありました。
  •  1班は戸嶋さん、2班は髙橋さん、3班は小田嶋さん、4班は熊谷会長、5班は黒坂さんと担当者が紹介され、黒坂さんからは肥料のやり方についてジェスチャー付きで説明がありました。サクラの根は枝先に栄養を吸収する細根があるので、そこを目指してグリーンパイル(肥料)を打ち込んで欲しいとのことです。
  •  グリーンパイルと穴開けのバール、バールを打ち付けるカケヤを持って持ち場に行きます。
  •  1班は戸嶋さんの指導の下、見本を示しながら生徒ががんばります。
  •  2班は髙橋副会長が、打ち込む地点を示してそこに生徒達がどんどん打ち込んで行くので一番早く作業が終わりました。
  •  3班は小田嶋さんの指導で頑張りますが、女子が多いので打ち込みの力仕事はなかなか大変です。
  •  4班は熊谷会長が、枝先辺りが栄養を吸収する細根があるのでそこに打ちましょうと丁寧に説明しながら作業を進めます。
  •  5班の黒坂さんも丁寧に説明しながらの作業です。
  •  さあ、1人8本の目標もこなして、グルーンパイルも打ち込み終了です。
  •  終わりの会では、髙橋会長から恒例?のクマの話しがありました。被害に遭った人と話をしたことがあるが、傷跡がすごかったクマは決して可愛い動物ではない。山に入るときは周囲に気を付けて歩くことなど、いろいろな話しを聞きました。
  •  作業も無事終わり、来年も素晴らしい花を咲かせると思います。予定時間より早く終了したとのことで先生の許しが出て、子ども達が水遊びしました。こういう学習環境は羨ましい限りです。